エクササイズの時間

エクササイズの時間は、特に、脂肪を燃焼させることを目的としたエアロビックエクササイズで重要な要素になってきます。なぜならば、脂肪が運動のエネルギー源としてより活発に消費されるのには、ある程度の時間が必要になるからです。運動を開始した直後は、主にからだの中の糖質がエネルギー源になり、次第にエネルギー源が脂肪に変わって行きます。理論的には、運動開始後12分ぐらいで脂肪がより優先的に燃焼すると言われています。ですから、効果を得たいのであれば、最低30分くらいはエアロビックエクササイズを続けたほうがいいのです。逆に言うと、30分くらいは続けられる程度の低い強度でないと効果的に脂肪は燃焼することは難しいともいえるのです。

強度をうんと高くして、ゼーゼーハーハー言いながら10分間運動を続けても消費カロリーは稼げても殆どが糖質のエネルギー消費のため、脂肪燃焼効果は低くなってしまいます。脂肪と糖質の関係は、ちょうどシーソーのようになっています。糖質が多く使われている時は、その分脂肪は使われません。脂肪が使われ始めると糖質の使用がその分少なくなってきます。脂肪を燃やすためには、”本を読みながらできるくらいの運動を長く行う”ことが重要です。(最近は、強度が高くても、長い時間運動を続けることができて、総消費カロリーが多くなるのであれば、脂肪を効果的に落とすことができるともいわれています。)

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