Vision | 大いなる発展のために | |||
視点 | ||||
吉田正弘(潟Gイム代表取締役) | ||||
日本で本格的なフィットネス産業が興ってから10年が過ぎ去った。確かに不景気の影響は大きいが、業界全体を見渡してみると、それほど成長を遂げてはいない。なぜだろうか?一念発起して銀行員よりこの業界に転身した吉田氏。それゆえにフィットネスにかける思いは熱いものがある。クラブ経営者として、業界全体が成長し、裾野の広い産業となっていくためにはどんな視点を持ったら良いのだろうか。 |
||||
Key Factor | カスタマー・フォーカス | |||
特集 | ||||
「退会者のいないクラブ」は理想である。では、この理想に一歩でも近づきエクセレントなクラブとなっていくには、どうしたら良いのだろうか?今回の特集では、フィットネスクラブのようなサービス産業には欠かせないカスタマー・フォーカス(顧客に焦点をあてた経営)に注目した。優良クラブでは、会員のニーズを満足させるためのサービスをどのように提供しているのだろうか。5つのクラブで実践されている事例を紹介しながら、「カスタマー・フォーカス」のノウハウに迫る。 |
||||
Club Success News | ライフスタイルチャレンジプログラム | |||
海外情報 | ||||
本誌提携誌米国『クラブサクセス』誌からの情報 | ||||
退会防止のための会員定着プログラムについて紹介する。メンバーにクラブの利用を習慣づけることに成功し、年間120,000ドルの増収を果たしたコートハウス・クラブの「ライフスタイルチェンジプログラム」とは、一体どんなものであろうか?いつものように、プログラムの内容から、実践にあたってのポイントや会員の反応、さらにはかかった費用にいたるまで、具体的に紹介する。 |
||||
Strategy | 連載D料金・システム 成功する価格設定 | |||
集客戦略 | ||||
中嶋良一(潟tィットネスマネジメント代表取締役) | ||||
成功するための“ハード”づくりができたら、次はいよいよ“ソフト”の整備である。今回はそのなかでも、料金・サービスに関して論を展開していただいた。国を問わず数多くのフィットネスクラブを踏査してきた中嶋氏の経験と分析によって構築されたノウハウは、毎回有用なものばかりである。決して現実からかけ離れたものではなく、確実にどのクラブでも実践していけるものと考えられる。会員を満足させる価格は「神のみぞ知る」と中嶋流のジョークを交えながらも、具体的に分かりやすい私論を展開する。 |
||||
Key Person | フィットネスを愛する国際派プログラマー |
|||
人物 | ||||
石川友行(鞄結}スポーツオアシス) | ||||
フィットネスクラブの経営、運営に携わる人のなかから、これぞと思われるような人物に焦点を当て紹介する新コーナー。人となりを伝えながら、フィットネスに対する考え方、ビジネスへの取り組み方など、経営や運営のヒントとなる情報を多く盛り込んでいく。第1回目は東急スポーツオアシス・ソフト開発プログラムチーフの石川氏。まだ28歳という若さながら、氏の横顔に経営者としての片鱗をうかがうことができた。 |
||||
Program Now | アクアエクササイズ | |||
魅力のプログラム | ||||
プールの利用を促進させるプログラムとして注目を集めているアクアエクササイズ。そのプログラムの内容は効果、目的によってバリエーションに富んでいる。そのなかから、湘南とつかYMCAの「ゴールデンウェーブ」、スポーツクラブルネサンスの「アクアウォーク」、東急スポーツオアシスの「ボディチューニング」の3つを紹介する。 |
||||
Club Analysis | 東急スポーツオアシス新宿 | |||
施設分析 | ||||
会員数約10,000人を誇る東急スポーツオアシス新宿。新宿という都心に立地するクラブでありながら、周辺の住民を中心に会員を集め、“地域のクラブ”として根強い指示を受けている。地の利に甘んじることなく、運営、集客にも様々な工夫を凝らし、景気後退の真っただ中に設立されたフィットネスクラブが今も成長を続けている。そのオアシス新宿店を分析した。 |
||||
Trend | ダイエットプログラム | |||
クラブ近況 | ||||
提供する側には人手と手間がかかり、そのくせ会員の意思の強さに頼らなくては定着し継続させることができなかったダイエットプログラム。しかし、最近では改良され、効果の上がる受け入れやすい商品となって提供されるようになった。そんなダイエットプログラムのなかから「バイオメトリクス」と「フリーダイエットカウンセリングシステム」を紹介する。 |
||||
Health Promotion | ノウハウの蓄積と情報の提供 | |||
公共健康施設の実際 | ||||
坂本歩(東京都健康づくり推進センター) | ||||
公共健康施設の問題点と課題について考える。その中でも今回は、中核的健康施設が地域の健康づくりを推進していくための「ノウハウ」と「情報」について取り上げる。 |
||||
Recommended Book | 岩佐英明(潟Iークススポーツ科学研究所取締役総支配人) | |||
この一冊 | ||||
童門冬二の『上杉鷹山の経営学』についての紹介。「藩主は国家と人民のための仕事をするために存在する」という鷹山の言葉に感銘を受けた岩佐氏は、それを現場実務にどのように生かしているのだろうか? |
||||