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★LAVAの求人情報は P30に掲載2ヨガフローベーシック田志保さんに依頼した。当初はクオンヨガのディレクター兼LAVAシニアトレーナーである後藤裕子さんがつくったシークエンスに合わせて、それぞれのポーズや動きのフローから得られるイメージをメロディーに落とし込んでいったという。レッスン構成は、「呼吸」「瞑想」「ウォーミングアップ」「コアパート」「フロー1」「フロー2」「クールダウン」と7つのパートに分かれており、それぞれのパートに合う曲調となっている。「呼吸」や「瞑想」では集中力が高められる静かな曲調から始まり、「ウォーミングアップ」から徐々にアップテンポな曲となり、メインの「フロー1・2」では、ダイナミックに動きたくなるメロディーへと変化していく。 音楽の効果は絶大で、参加するメンバーたちからは「普段できないポーズができた、チャレンジしやすい」という声が多く、自然に頑張れるため運動効果も実感できる。市川さん自身も、音楽があることで集中しやすく、ベーシックなシンプルなポーズも音楽があることで新鮮な感覚で取り組めるなど中上級者にとっての効用も感じているという。LAVAでは、この音楽の効果を科学的にも実証しようと、脳波から見たプログラムの効果を検証中だ。 LAVAでは、同プログラムの人気を受けて提供インストラクターの育成を急いでいる。今後多くの店舗に導入されることで、さらなるヨガ人口の拡大が期待される。市川さんはこう話す。 「日本にもヨガが定着し、長く続けていると、メンバーの方々もインストラクターも、より難しいポーズにも挑戦したくなります。ですが、ヨガに興味を持っているものの、まだ最初の一歩が踏み出せていない方もいます。LAVAでは今後も進化を続けながら、ヨガの裾野を広げていきたい。そのうえでも、音楽の力を借りてヨガを快適に取り組めるこのプログラムはとても有効だと感じています。多くの人のヨガを始めるきっかけになれるよう、導入店舗を増やしながら進化させていきたいと考えています」である。その開発および導入経緯についてLAVA公認シニアトレーナーの市川瑛子さんはこう話す。 「音楽の曲調に合わせて行うヨガというコンセプトは、当社社長の鷲見貴彦の発案でした。ニューヨークに視察に行った際に、数々のヨガスタジオで、音楽をとても自由に使っていたことに感銘を受けたようです。全米ヒットチャートに入る曲をかけていたり、大音量で環境音楽をかけて曲と一体になるようにヨガを楽しんだり。その体験から生まれたのが“ヨガと音楽の融合”をコンセプトにしたスタジオ『Quan Yoga(クオンヨガ)』です。そこで提供するプログラム開発に合わせて、オリジナルの曲も制作。その曲がとても素敵で、ヨガと音楽とのフュージョンプログラムをLAVAのメンバーの方々にも提供したいと、LAVAプログラム用のヨガシークエンスを開発しました。同じ曲を使ったプログラムとして、60分間の『ヨガフローベーシック』と70分間の『ヨガフローアドバンス』として展開しています」 オリジナルの曲は、日本の作曲家の中でもヨギーニとして知られる寺 全国にホットヨガスタジオを160店舗展開し、現在も毎月出店を続けるLAVA。“進化するヨガ”を標榜する同社が2014年に導入したのが、「ヨガフローベーシック」。オリジナルで開発した音楽の曲調に合わせて行うことで、ベーシックなポーズも集中力を高く保ちながら行えることから、初心者から上級者までに支持を集めているヨガスタイルヨギーニミュージシャンが奏でる音楽とヨガの融合。曲調に導かれながら集中力が高まりベーシックなポーズも自然に楽しめる!ここが新しい!考案者・お話を訊いた方市川瑛子さんホットヨガスタジオLAVA公認シニアトレーナーLAVA入社後はヨガインストラクターをしながら、ヨガインストラクター育成学校であるLAVAスクール(現ファーストシップ)でトレーナーとして活躍。その後、産休育休を経て復帰。ホットヨガスタジオLAVA公認トレーナーとして、人材育成やプログラム開発を行う。ホットヨガスタジオ LAVA渋谷クロスタワー店新宿西口店練馬店和光市店他、全国45店舗このプログラムを受けるなら!May,2015 www.fitnessjob.jp13
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