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健康こそが世界に誇るブランド FiNCの溝口勇児氏は「世界では日本の健康はすごいブランド。日本の食べ物はたとえラーメンでも健康になると思われているほど安心安全と思われている。健康を世界に発信していきたい」と述べた。 スマートフォンの普及によりアプリだけで完結出来ることも増えているヘルスケア分野だが、特に運動や正しい食生活の継続については〝人と人とのつながり〞が非常に重要との認識を示す。手間とコストを下げつつ、ユーザーに個別化したサービスとインセンティブを提供し、ユーザー同士が励まし合う、あるいは競争する環境を作ることが継続につながるので、そうした仕組み作りは非常に大切だと語った。運動継続にはまず、〝お客様を理解すること〞 「国民が予防に取り組まないといけないのは当たり前のことですが、こうする〝べき〞ではビジネスにはならない」と語ったのは全国1534店舗を展開するカーブスの増本岳氏である。 アナログではあるものの、運動の習慣化・継続に向けては、〝あの人もやっているから〞や、〝カーブスに通っているご近所の方の化粧のりが良い〞などの口コミが大きなモチベーションになると述べ、「地道ではあるが、こういった口コミで〝ファン層〞を増やしていくことが運動習慣の継続にも有効である」と話した。※上記を含めたパネルセッションの内容については5月25日発行の「フィットネスビジネス誌」にて詳細を掲載予定です。ご期待ください。リリース記念イベント ヘルスケア産業の未来~日本の課題とイノベーション2015年3月2日(月)に都内で開催されたヘルスケア業界の最新ニュースをチェックできるキュレーションアプリ、「WellnessPost」の提供開始記念イベントはフィットネス・スポーツ業界に限らずヘルスケア分野に関心の高い約300名もの来場者の熱気に包まれた。第一部のパネルディスカッションではFiNC代表取締役の溝口勇児氏やNoomJapan代表の宜保陽子氏、カーブスジャパン代表取締役会長兼CEOの増本岳氏らが登壇し、「日本のヘルスケアの現状と課題」と題したパネルディスカッションを行い、次にリンケージ代表取締役の木村大地氏、ミナケア代表取締役の山本雄士氏、Campus for Hの石川善樹氏による「データヘルスの課題と現状」というテーマでのパネルディスカッションが行われた。編集部先取りトレンド!Event Reportイベントに何を期待して申し込んだかイベント全体の感想Comments自分の持っているVISIONを叶えるためのヒント、情報をたくさんいただくことが出来た●20代、男性、パーソナルトレーナー現状を知り、未来を自分なりに考えられました。「トレーニングコーチ」として何が出来るか?世間に何が求められるか?何をしなければないか?を考える糧となった●30代、女性、スポーツ・フィットネス業界経営者の方々の熱い思いや、ポジティブな推進力を直に感じられました。思いもよらぬ視点や意外な取り組み、専門家ならではの着眼・発想が新鮮でした。●40代、女性、通信業界日ごろお会いする機会のない先生方の話が聞けて、本当に良かったです。今後のヒント、可能性が沢山つまっていました。●50代、女性、スポーツ・フィットネス業界参加者のデータやや不満 0.6%n=190 複数回答不満 0.6%参加者の職業は?スポーツ・フィットネス36.5%その他13.0%ソフトウェア情報処理11.5%通信 7.8%医療 7.8%マスコミ 5.2%コンサル・シンクタンク 4.7%商社3.6%金融・証券・保険 3.1%電機・機械 2.1%小売・流通 2.1%化学・食品 1.0%教育 1.0%公務員 0.5%大変満足47.5%まあまあ満足42.5%普通8.8%01020304050607080ヘルスケア業界動向の把握 71.1%サービス開発へのヒント 44.7%ヘルスケア業界でのネットワーク構築 22.6%その他 3.2%
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