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18April,2015 www.fitnessjob.jp「自分の身体を自分で守る」1万人の運動指導者養成 パーソナルトレーナーになるという夢を求めて独立した24歳の杉直樹さんを待ち受けていたのは、厳しい現実だった。整骨院でアルバイトを始めざるを得なかった杉さんが当時を振り返る。 「なりたいという願望以外には、特に目的や目標のない状態で活動を開始しました。曖昧な思考からは曖昧な結果しか生まれないことを痛感しました」 なぜパーソナルトレーナーになりたかったのか。改めて自分に問いかけ、自分に欠けていたものに気づいた杉さんは、様々な書籍等を読んでは実行した。その結果、契約先のフィットネスクラブで、パーソナルトレーナーとして2年連続No・1の売り上げを達成。これが自信となり、2013年5月、加圧・ピラティススタジオB&Bをオープンした。今年は2店舗目の出店も計画化、社員も4人に増える。 「整骨院で働いている時に、治療をしてもすぐに悪くなる、を繰り返す人が多いことに気づきました。けがをしない身体にするには自分自身で管理するしかありません」 そのためには、一般の人が自分の家プロトレーナーの集団がフィットネス業界の未来を拓く ティプネス新宿店のスタッフからパーソナルトレーナーになった川辺大輝さんは、2012年7月に株式会社B-STを設立した。現在、社長とトレーナーとしての2つの顔で、顧客満足度の高いサービスを提供できる、真にプロフェッショナルなトレーナー集団づくりに取り組んでいる。 「パーソナルトレーナーは人の身体を変え、心を変え、人生さえも変えていくすばらしい仕事にも関わらず、社会的地位が低いと感じることがあります。パーソナルトレーナーが社会的にも認められるために、高い専門知識を持ったトレーナーを育成できる会社を本気で作りたいと思いました」 その想いが原動力となった。専門職であるトレーナーを牽引していくために、川辺さんはまず新宿店でNo・1トレーナーになること、その次にティプネス全店でNo・1になることを自分に課し、それを実現してから起業した。 B-STの主力事業は3つ。2014年、プロトレーナー事業では、大手フィットネスジムから業務委託を受けて、パーソナルトレーニング指導を展族や身近な人へ気軽に運動を教えられる資格が必要だと考えた。 2014年3月、ロコモティブシンドロームの予防を啓蒙するために、病院院長らと「アジアロコモーショントレーニング協会(ALTA)」を発足。同年9月から認定マスタートレーナー、インストラクター、エヴァンジェリスト(運動の伝道師)の養成講座を開始した。3年後までに協会認定の運動指導者1万人育成を目指している。 杉さんは、トレーニングやロコモ体操などの開発に携わり、大阪・東京など4都市で、養成講座を開き、42人のマスタートレーナーを育成した。そのマスタートレーナーらが、全国各地で養成講座を開講し、2014年は150人の運動指導者を輩出した。 杉さんは、自身の指導の土台となっているPHIピラティスをもっと医療関係者に知ってもらいたいと、体験会を通じて、運動の大切さを医療業界へ啓蒙する活動にも注力している。 「いつまでに」「何を」を明確にすることがビジョン実現の鉄則となる。 「3年後にはトレーニングスタジオを10店舗、社員20名、売上2億円。10年後には22店舗、社員40名、売上8億円の企業体にすることが目標です」普段ミーティングや資料作成などで使っているSurfaceです。軽くて持ち運びがいいところがポイント!2014年ベストボディーコンテスト名古屋大会にてファイナリストに選ばれた時の写真MUST ITEM!杉 直樹さん(30歳)Naoki Sugi株式会社SPARX 代表取締役一般社団法人アジアロコモーショントレーニング協会 理事川辺大輝さん(29歳)Hiroki Kawabe株式会社B-ST代表取締役審査員特別賞審査員特別賞TIPNESS新宿店で2011年よりパーソナルトレーナーの活動を開始。2012年に株式会社B-STを設立。代表取締役兼トレーナーとしても活躍中。トレーナーとして、TIP.X TOKYO新宿店とTIPNESS田無店で活動。過去に60名以上の顧客を持ち、月に200セッション以上を行った実績を活かしてトレーナー育成、指導、マネジメントにあたる。タイムマネジメントのための手帳と、バイブルとしている書籍社員の夢を実現できる環境を作り、ビジョン実現に向けてチャレンジしていくMUST ITEM!大阪社会体育専門学校アスレティックトレーナー学科を卒業後、(株)スポーツフォーラムシーマックスのジムインストラクターとして活動。24歳でパーソナルトレーナーとして独立。2013年加圧・ピラティススタジオB&Bをオープン。2015年3月に法人化。志を共有する社員らと日本一のトレーナー企業を目指す。「愛・感謝・向上心」を自己理念とする。開し、多くの成功事例をつくった。また、トレーナー20人を採用して育成し、業務を拡大してきた。同社のトレーナーは身体づくりにも妥協を許さず、各種コンテストで好成績を残している。 ストレッチ事業では、リラクゼーション効果と運動機能を高める独自メソッドでのストレッチサロンを経営、運動やコンディショニングの大切さを伝えてきた。リピート客が多く、3月には好立地へ移転しグランドオープンした。 イベント事業の目的は、運動初心者への健康や運動に対する関心喚起。フットサルや皇居ランニング、健康BBQ、ワールドカップ観戦などエンターテインメント性のある催しを計12回開催し、延べ500人の参加を得た。 将来はトレーナー千人規模の会社に成長させることを目指している。 「トレーナーの仕事は、目的を持ったお客様に納得のいくサービスを提供して結果を出すこと。トレーナーの価値が認知されれば、パーソナルトレーナーのニーズも増える」 現在も月130件以上のセッションをこなす川辺さん。一方で1日4冊、「その時必要な本」を掛け持ち読みし、社長業への研さんを積む。実績とやりがいに裏打ちされた日々が未来を拓く。インストラクター部門トレーナー部門審査員特別賞インストラクター部門トレーナー部門

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