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JATI認定トレーニング指導者(JATI-ATI)は、一般人からトップアスリートまで、あらゆる対象や目的に応じて、科学的根拠に基づく適切な運動プログラムの作成と指導ができる専門家です。JATI-ATI日本のトレーニング指導者資格■競技力スポーツ分野・プロ・社会人チームのトレーニング指導者・学校部活動のトレーニング指導者 など■フィットネス分野・フィットネスクラブの指導者・パーソナルトレーナー など・協会誌『JATI Express』(年6回発行)、協会ニュースを定期的に受け取ることができます・公式ウエブサイトと連動した会員専用ページを利用できます・指導者としての活動の場を広げ就業機会を増やすための情報提供や支援が受けられます・JATIが開催する研修交流会・セミナー・ワークショップ・講習会等の催事への参加費が、会員価格となります・テキストをはじめとした本協会発行書籍等の出版物の購入において、会員価格が適用 されます・会員専用名刺の注文ができます・「トレーニング指導者のための保険」(所得保障保険・賠償責任保険)に団体加入できます・弁護士 相談・紹介サービスを受けられます・自身のトレーニング目的で株式会社THINKフィットネス直営ゴールドジム及びスポーツクラブNASを利用する際に特別割引価格が適用されます主な会員メリット扌講習会の模様資格保有者の主な職業JATI認定資格の種類と構成特別上級トレーニング指導者JATI-SATI最上級資格上級トレーニング指導者JATI-AATI上級資格トレーニング指導者JATI-ATI基礎資格扌会員専用名刺お問合せ特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会TEL: 03-6277-7712 FAX: 03-6277-7713 E-mail: info@jati.jp オフィシャルサイト: http://www.jati.jp/ 東京都港区麻布台3-5-5-907国立スポーツ科学センタースポーツ科学研究部トレーニング指導員。日本トレーニング指導者協会関東支部スタッフ。女子柔道、トランポリン、陸上競技などのオリンピック強化選手の指導を行う。JATI-AATI、NSCA-CSCS 、日本SAQ協会認定 SAQレベル2インストラクターなどオリンピックで金メダルが取れるよう選手をサポートしていくトレーニング指導者Interview特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会認定上級トレーニング指導者小川将司さんMasashi Ogawaしたタイミングで余裕ができ、JATIの資格を取得したという。「日本独自の資格は他にあまりないので、日本のスポーツを盛り上げたいという思いから取得を目指しました。講習会で見落としていた部分や知識の再確認をすることで、また違った角度からトレーニングをみることができ、それにより選手へのトレーニングの質も上げられたのではないかと思います。また、研修会や交流会でお会する指導者の方々と話すことですごく刺激になりました。行き詰った時には、新しいアイデアが生まれるヒントを得られるので私自身の成長にもつながっています」 JATIで得た知識と経験は世界一を目指す選手に注がれ、競技力向上の一端を担っている。来年2016年はリオデジャネイロオリンピックが開催される年。小川さんが指導する選手も出場を目指す大会に向けての意気込みを伺った。「私たちの役目は選手が金メダルを取れるようサポートしてくこと。競技力向上のためにはたくさん練習することが一番効果的です。しかし、たくさん練習するためにはケガなく健康でないといけない、そのために正しいトレーニングをして練習に耐えられる身体づくりをしていかないといけない…というように、トレーニングは必要不可欠な要素です。2020年の東京オリンピックを盛り上げるためにも、まずはリオで結果を残せるよう選手のサポートを続けていきたいと思います」 未来を嘱望されるオリンピック選手が集う国立スポーツ科学センター(JISS)トレーニング体育館で、常勤指導員として働いているのが小川将司さんだ。現在は女子柔道、トランポリン、陸上競技などの選手を中心に担当し、国際舞台で十二分に力を発揮できるようサポートしている。 日本体育大学卒業後は高校の非常勤講師をしていた小川さんだが、よりレベルの高い環境で戦うアスリートのサポートをしたいという思いから大学院で学び、陸上競技部の短距離ブロックコーチも経験。2005年には東芝硬式野球部のトレーニングコーチを務め、2007年の都市対抗野球大会優勝に貢献した。しかし、全国区を戦うトップアスリートのサポートをする中で感じることがあったという。「選手たちはそれまで我流だったり、間違った認識でトレーニングを行っていたので、本来持っている力を出し切れておらず、もったいないと感じました。元々身体能力が高い選手の集まりなので、基礎のしっかりした指導をし始めると吸収するのも早かったです。トレーニングの精度が競技力向上に直結するとは言い切れませんが、きっかけにはなったと思っています」 365日、選手のために献身的なサポートを続けてきた小川さん。その間はなかなか自分の時間が取れなかったが、チームを離れる決意をN9606Y

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