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普通の女の子の経験が生かせる仕事 Shiecaさんの肩書きは「フィットネスコーディネーター」。あまり耳にしたことがない肩書きである。ご本人も、「私はインストラクターでもないしトレーナーでもないんです。1フィットネスファンというのがもっとも近いかなと思います」と言う。 小柄で笑顔がキュートな女性だ。しかし、彼女は、知る人ぞ知る、元ボディフィットネス選手。2008年~2010年「JBBF ボディフィットネス」に出場し東京、関東、東日本大会優勝、全日本大会準優勝という素晴らしい成績を残している。 当時の写真を見ると、今とは別人。バルキーな身体である。 「じつは私はスポーツ経験もなく、どちらかというと身体を動かすのが苦手で、本を読んだり映画を見たりすることが好きな文化系女子だったんです。27歳の時、体型の崩れとスタミナ不足を感じて、たまたま友人の紹介でゴールドジムに入会しました。そんな性格でしたからエアロビクスのようなプログラムについていけず、自分のペースで黙々とできる筋トレをやっていたんです」 しばらくすると、やればやっただけ自分の身体が変わっていくことに気づいた。しかも、筋肉がついていくことが嬉しくてたまらなかったという。 「明確な目標を持とうと、憧れのアメリカンフィットネスロールモデルのモニカ・ブラントを目標に本格的に競技生活に入りました。これがCASE07フィットネスライフコーディネーター/フィットネスモデル。1979年生まれ、運動不足から体型の崩れやセルライト・体力低下に悩み、27歳から本格的な筋力トレーニングを開始。鍛え上げられた体を競うコンテスト「ボディフィットネス」へ出場し競技に打ち込む。その実績から、ボディメイクセミナーの依頼を受け発信する側へと人生の変化が起こる。その後も新たなボディラインを作り上げる為にトレーニングを実践中。実体験を基に、個性美を作り上げる楽しさを伝える為に「BeautyBuilding」を掲げ活動中。経験から生み出したビューティービルディングShieca さん *フィットネスライフコーディネーター26March,2015 www.fitnessjob.jp
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