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本橋さんの美のキーワード自分磨き今年は英語をマスターするという本橋さん。自分のスキルアップをつねに大事にしている。また、一流ホテルのバーにもよく訪れる。「別な分野のプロのサービスを受けることはとても勉強になります。いいものに触れる。素晴らしい人に出会うことは自分のレベルアップにつながります」るので、知識を豊富に持っています。そのせいか、漠然と痩せるダイエットよりも、『体内温度を1度上げる“温活”をしましょう』といったアドバイスの方が響きますね。多くの女性が単なるダイエットは食事を制限するだけで、美や健康には運動が必要だと認識し始めているからでしょう」緩める体幹トレーニング 体幹という言葉が広く浸透する中、その定義があいまいになってきているとも話す。 「最近、世の中に体幹トレーニングに2つの大きな誤解があることに気づきました。1つは、体幹部のトレーニングという誤解。もう1つは体幹を固めるという誤解です。私の指導している体幹トレーニングとは、全身を思い通りに動かせるようになるためのトレーニングです。つまり脳から出た指令を受けて手足の末端まできちんと筋肉を動かすことができることを指しています。連動性(協調性)とも言います。一般的には体幹部を強くする、固定するというイメージが伝わりがちですが、身体を固めるだけでなく緩めることもできること。両方がバランスよくできることが大事であり、そのコントロールができると、見えないところの筋肉が強くなってくるのです。その結果、それぞれの目的であるパフォーマンスが向上する。これが体幹トレーニングの最終的な目的であり、本質なのです」 とくに現代の女性は、このバランスが崩れがちだという。 「私はセッションの最初に健康診断の結果を持ってきてもらうようにしています。それを見ていると女性の身体は酸性に傾いている人が多いことが分かります。本来、人間の身体は弱酸性に保たれている方が健康ですが、強酸性やアルカリ性に傾いているのは、さまざまなストレスや疲労による影響。おそらく現在の女性は仕事や家庭などにおいて、とても負担が増えているからでしょう。そのため身体もカチカチに固まっていることが多いのです。そこで特に女性の体幹トレーニングでは、緩めることを中心におきます。とくに骨盤の内腔を意識してもらって動かすことによって拘縮が緩まり、生理痛や冷え、便秘などが解消されます」女性の美しさは心のしなやかさから ただ、女性の美を引き出すうえで、ストレス対策はなかなか一筋縄ではいかないともいう。 「歳とともに習慣をがらりと変えるのは難しくなっていきます。たとえば、お酒を止められないとか、甘いものはやめられないとか。私も、美味しいチョコレートはやめられません(笑)。とくにストレスを感じやすい女性にとっては、好きなモノまで取り上げると、かえってストレスになることもあります。ですから、何でも正論ばかりを言うのではなく、トレーナーである私にもそういう弱さがあるんですよ、とお伝えして、お客さま自身にも少し逃げ道を残すようにします」 本橋さん自身「今日はチョコレートを食べ過ぎちゃったから、夕食はお野菜をたくさん食べようと思っているんです」と満面の笑顔。毎朝6時には起き、約1時間は外をウォーキング。その他にも毎日ヨガのレッスンに通いながら、ストレスフリーなライフスタイルを送っているという。 「今年の目標は、英語力をアップすること。スカイプを使った英語レッスンを1日3レッスン必ず受けるようにしています。いろいろなシーンで英語を使うことが多いので、スキルアップしておかないといけないなと思って」 女性の本当の美しさは、外見だけではなく中身が大事。そのためにいつも自分磨きをしている本橋さん。体幹のしなやかさは心のしなやかさがあってこそなのだ。March,2015 www.fitnessjob.jp25

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