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パーソナル指導がプログラム開発の原点 女性パーソナルトレーナーの草分け的存在である池田佐和子さん。 1987年にこの業界に入り、以来日本女性のフィットネスを牽引してきた。95年にはフィットネスクラブでパーソナルトレナーとして活動を開始。2005年には日本初の女性専用パーソナルトレーニングジムのディレクターを努め、その後、フリーになってからは、フィットネスクラブのオファーを受けて数多くのプログラムを開発してきた。最近では全米で大ブームの「tabataプロトコル」をベースにした女性向けのフィットネスプログラムを開発している。この他にも女性向けのセミナーやイベントの開催、女性誌のエクササイズ監修など活動の幅は広い。その池田さんは自身の活動についてこう話す。 「基本はやはりパーソナルトレーニングです。お客様は、これまで長くお付き合いさせていただいている方々ばかりです。お互いに年齢を重ねながら、生涯、健康的でいられるよう、一緒に身体作りを楽しんでいて、私にとって、かけがえのない学びの場ともなっています」年代によって異なる女性のニーズ 長年、日本女性の身体作りに携わってきた池田さんに、昨今の女性のニーズを聞いてみた。 「生きてきた年代、時代背景、骨格、身体の変化にはさまざまな違いがあCASE041965年生まれ。女性パーソナルトレーナーの第一人者。健康運動指導士。確実に効果を出すパーソナルトレーニングは、多くの著名人から長い間信頼され続けている。NHKなど数多くのメディアで評価を得て監修した数は300を超える2001年SAQシンポジウムにて「ハードルビクスR」を発表後、多くのプログラムも開発。著書、DVD多数。イベント、講習会など幅広く活動。後進のトレーナーの育成にも尽力している。池田佐和子オフィシャルウェブサイト http://sawako-ikeda.com女性のライフステージと時代背景への理解からトレーニングを考える池田佐和子さん *パーソナルトレーナー撮影/中島慶子20March,2015 www.fitnessjob.jp
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