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ミス・ユニバースにみる日本女性の美しさの変化 ミス・ユニバース・ジャパンのオフィシャルトレーナーとして、ファイナリスト46名のボディメイクをプロデュースする池澤智さん。 ミス・ユニバース日本代表にはパーソナルで、カラダづくりを担当し、世界で通用する美しさを惹き出すトレーニングを提供し続けている。今年1月には2014 ミス・ユニバース日本代表として辻恵子さん(20歳)を送り出したばかり。 そこで“世界に通用する女性の美しさ”ついて尋ねると面白い話をしてくれた。 「世界大会は全88か国が出場します。各国の美のトップが出場して競い合うのですから、日本代表も世界の美の定義で選ばれるはずです。私が感じた世界の美のコンセプトは“インディペンデント・ボディ(独立した身体)”。自分らしさがあり、それを美しく表現できる身体のことです。 「日本人女性の多くは、華奢なほうが良いと思っていて、ボディメイクも体重や体脂肪を落とすという数字的な部分や、見た目の絞れた感じを求められました。ですが、日本でも美の定義が世界評準に近づいていると感じます」 審査では、ウエストが細いとか、手足が長いといった体型を見ているのではなく、その人が全体として評価される。多少、脚が太くてもランウェイを歩くと、ものすごく華やかだったり、座っているだけでも魅力にあふれていたり。つまり動いていても、静止していてもオーラが出るCASE03パーソナル・トレーナーを目指し、トータル・ワークアウト創設者ケビン山崎の元へ渡米。多くの有名人やセレブのボディメイクを手掛け高い評価を得る。2012-2015 ミス・ユニバース・ジャパン オフィシャルトレーナーとして、ファイナリストたち46名のボディメイクをプロデュース。六本木ヒルズには、自身が考案した美しいカラダをつくるための高タンパク質・低脂肪・低糖質メニューを提供するカフェ、『TOTAL FOODS』がある。著書に「つよくやさしくうつくしく」(ぴあムック)、「トータル・ワークアウト式 3週間ダイエットバイブル」(法研)、「モテからだレシピ」(ヴィレッジブックス パンツェッタ喜久子共著)、「なりたいカラダになる食材のルール」(実業之日本社)、「代謝を上げると仕事が進む」(日本経済新聞出版社)。全身のパワーとコーディネーションで、オーラを放つ、美しいカラダに池澤智さん *トータル・ワークアウトプレミアムマネジメント株式会社 代表取締役社長/パーソナルトレーナー18March,2015 www.fitnessjob.jp

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