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加藤さんの美のキーワード水素加藤さんはご自身も毎日水素を利用して活性酸素が増え過ぎないように心がけている。とくに朝晩30分ずつ水素風呂に入り、水素水を飲んでいるという。こちらは加藤さん自身がプロデュースした、水素純度99%以上のマーメイド水素バブルバス。なる。驚くほどむくみが取れて、顔や体が引き締まり、透明感のある肌色が蘇ってくるのだ。その即効性こそが、本物をシビアに見抜く有名人たちを惹きつける。 じつは加藤さんが、このプログラムに行き着くまでには、かなり試行錯誤があったという。 「10年くらい前まで、私はフィットネストレーナーとして、いわゆる首から下の体のエクササイズを中心に行っていました。その頃は、正直に言って、私はトレーナーだから、美容に関しては自分の役割ではないと切り離して考えていたところがありました。でも、お客様のニーズは年々変化してきていて、ただ痩せたい、体重を落としたいという女性は減り、“女性らしい美しさ”を求めていることに気づきました。それに応えるには、首から上を無視することはできない。トレーニングだけではニーズに応えられないことに気づいたのです」 1人ひとりのお客様に親身になり、あれこれと手法を変えて応えていくうちに、ごく自然に美容法の施術が加わっていったのである。 「美容法を取り入れると、肌もボディラインも相乗効果で美しくなることを実感しました。今思えば、顔から上も下も、そして体の外側も内側もすべて身体。当たり前のことにようやく気づいたのです」 そうして加藤さんは、「本当の美しさ」について、さらに研究を進めていくことになる。美容の大敵、活性酸素と運動の関係 中でも大きな転機となったのが加圧トレーニングだった。加藤さんの知見を生かしたプログラムは、 “加圧ビューティ”としてまたたく間に広まっていった。 加圧トレーニングは血液やリンパの流れを促進し、成長ホルモンを通常のトレーニングより数百倍分泌させる。加藤さんが提供する加圧トレーニングには、さらに女性のための決定的なアレンジが加えられる。 「加圧トレーニングはとても良い運動方法です。しかし、どんな運動でもやり過ぎると活性酸素が体内に増え過ぎて細胞をサビ付かせてしまいます。この活性酸素への対策が女性の美しさを惹き出すために非常に重要なポイントだと気が付いたのです」 そうして加藤さんは、抗酸化治療における水素研究の第一人者である辻直樹先生(辻クリニックの院長)と出会うことになる。 「先生から、老化も病気も、最終的には活性酸素との戦いだということを教わりました。肌がつるつるしてキレイな人は、体の中も、血管もキレイで健康です。それは細胞がサビ付いていないからです。そこで、できる限り、活性酸素を作り出さないとともに活性酸素を除去できる方法について、研究に研究を重ねました」 そうして『非炎症性運動』という答えに辿り着いた。それは、体に負担をかけない低強度の運動のこと。運動による体内で起きる炎症が起きにくいので、悪玉活性酸素の発生も抑制できる。これがオリジナルメソッドの『ゆる圧』トレーニングの開発へと繋がった。 さらに、運動だけではなく日々の環境や食事などによって過剰発生する活性酸素を除去するために、水素水や水素を効果的に体内に摂りこめる入浴剤の提供も始めた。 「美しい身体作りを追求するには、活性酸素を無視できないことを確信しています。そうしたことを踏まえ、私たちパーソナルトレーナーは、トレーニングだけではなくトータルで美を作り出す理論や手段を持っていないといけないと思っています。とはいえ、女性は理論どおりにはいかないこともたくさんあります。わかっていてもストレスフルな生活やメンタルで落ち込むと食生活が乱れたり、エクササイズのモチベーションも下がったります。そうした時には理論や手段よりも、1人ひとりに寄り添って、時に励まし、時に慰め、一緒に喜ぶなど、心の底から親身に接することの方が大きな力になることもありますね」 女性の美しさを作ることに、とことん真摯に取り組む加藤さん。身体の表面だけではなく、深い心の部分から美しくしてくれる、まさに美のカリスマトレーナーである。March,2015 www.fitnessjob.jp15

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