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January,2014 www.fitnessjob.jp21ランナーの日常女性ランナーの本音スマートフォンを持っていますか?ランニングをやめた理由は?「お金がかからない」イメージのランニングでも、フィットネスクラブの月会費と同等の額を投資していることになる。女性ランナーは、練習はファッション重視、大会は機能重視 女性ランナーの世論調査から注目されるのは、モチベーション維持のために「着用したいウエアやシューズを準備してワクワクする」が2位に入っていること。ウエアを買う際に重視することも、練習用では「デザイン」重視、レース用では「通気性、吸汗・速乾性」を重視している。身体のメンテナンスのために月に3,000円以上出費している人が63%を占めており、ランナーのリカバリー面でもフィットネス業界が提案できることは多そうだ。パーソナルストーリーと大会以外の楽しみ方の提案で、ランニングを文化に 株式会社アールビーズは、東京マラソンをはじめ日本のランニング大会運営もサポートするなどランニング市場の拡大を支えてきているが、今後も3つのポイントからランニング市場の拡大を図る。 一つには、「パーソナル化」で、ランナー一人ひとりのランニングストーリーを発信しやすくすることで、応援する人をはじめ多くの人との共感を創出しようという取り組み。応援したいランナーがどこにいるか位置情報が分かる「応援ナビ」や、大会の時に身に着けるゼッケンをデジタル印刷でパーソナル化していくことを計画している。2つ目に日本のランニング市場が大会志向に偏りが見られるため、走ること自体に楽しみを見出して貰おうと「日本ランニングロード100選」を選定し、スマホで履歴が残せたり、仲間と情報を共有できる仕組みを構築していく。3つ目に、「IT化」により大会運営の仕組みをさらに手軽にすることで、地方自治体の活動をサポートし、地方創生や、ランニングを通じたインバウンド推進も企図している。
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