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る。米国に比べてインストラクターやトレーナーの養成システムが整っていることから、インストラクターたちがオリジナルで創るグループエクササイズの幅も広い。近年米国では、プレコリオプログラムやブランドプログラムが浸透し、プログラムごとに指導者認定が行われることが多くなり、グループレッスンを自身で構成できる人が減っていることが危惧されている。インストラクターの発想や個性を活かしたグループエクササイズのクオリティは、今ラテン系諸国が世界的にトップにあると言える。 「インターナショナルプレゼンター」という肩書で活躍するインストラクターが多い欧州では、インストラクターにとっての新たなキャリアとしてそこを目指す人も増えてきている。インターナショナルプレゼンターになると、自身でもコンベンションやイベントを企画し、お互いに自国に呼び合うことも盛んに行われており、「イベント企画開催」を、レッスン指導以外の事業として継続開催する人も増えている。そして近年、新たな事業としてインターナショナルプレゼンターたちがチャレンジを始めているのが、インストラクターを対象にしたウェブサービスである。 レミーは「モーションシステム・ドットコム(motion-system.com)」というビデオオンデマンドサイトを運営している。年会費108ユーロで有名プレゼンターたちのレッスンが視聴できるサービスで、現在70の動画が掲載されている。毎月5つずつ新しい動画を加えて新規ユーザーの獲得と既存ユーザーの維持を狙う。また、昨年のジャパンフィットで来日したセバスチャンは「フィットネススクールTV(fitnessschool.tv)」という動画サイトをインストラクター向けに運営している。サイトにはジェシカというインストラクターのキャラクターが登場し、「いいレッスンをしたいけれど、ワークショップに参加する時間もお金もない!」というメッセージから、このサイトで業界の最新動向や、指導力を高める学びが得られるコンテンツを提供している。ここでもフェイスブックやユーチューブなどSNSを活用しており、トッププレゼンター同士のネットワークを活用しながら、新たな価値を創出するビジネスとして注目される。(編集部)Trend.9トッププレゼンターがウェブビジネスに参入 2014年11月7日、パロマコンベンションにてルーキーコンテストが開催され、日本でのルーキーコンテスト2013で準優勝の西ジェフィーさんが、ダンスフィットネスの本場イタリアでも準優勝を勝ち取る快挙を遂げた。日本出身インストラクターの海外での活躍に弾みがつきそうだ。 パロマコンベンションは11月7日~9日にかけて、イタリアパロマで開催され、欧州各国からインターナショナルプレゼンターが集結し、ダンスエアロ、ステップをはじめ、ファンクショナル、ヨガ、アクアなど、それぞれの分野での最新プログラムが提供された。日本のウェーブストレッチリングも開発者の牧直弘さんも「Zen Ring」としてワークショップを提供、注目を集めた。コンベンションに参加した西さんは、その体験をこう話す。 「2013のルーキーコンテストで特別賞のブラボーグループ賞をいただき、そのサポートを受けこのコンベンションに参加させていただきました。 コンテストもあるとのことで、より勉ダンスフィットネス最新動向強になると思い、僕からお願いをして参加が実現しました。 普段とは全く違う環境の中で、体力的にも精神的にもピークに持っていくのが非常に難しく感じる部分が多くありました。すごく良い経験になった分、自分の課題も多く見つかりました。豪華な審査員陣やプレゼンター達からも、フィードバックが得られ、欧州の若手インストラクターたちの実力に触れることができたのも大きな収穫です! 本当に来て良かったと思ってます。またチャンスあれば参加したいと思います」セバスチャン提供 fi tnessschool.tvレミー提供 motion-system.comDecember,2014 www.fitnessjob.jp19

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