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特に熱心で、現在ではスポーツジムを世界展開するマドンナや、アラフォーでありながら健康的でセクシーな体型をキープし続け、フィットネス本も出版したキャメロン・ディアスなど、影響力のあるアーティストたちがその情報を発信している。 "セレブの最新フィットネス"として一般生活者に認識されてきていることが、人気の背景にあるようだ。 2014年9月19日に日本でも新発売されたiPhone6には、健康管理アプリ「ヘルスケア」が標準でインストールされている。手もちのiPhoneでもOSをiOS8にアップデートすると自動的に搭載される「ヘルスケア」アプリ。今、テクノロジーの世界では、ヘルスケアやヘルスモニタリングといった市場に注目が集まっている。これまでにもソフトバンクやナイキをはじめ、大手企業がウエアラブルデバイスを開発~宣伝してきていることで、収集した健康情報を管理・活用するアプリも多種多様に開発されてきている。さらに、2015年に発売が予定されているアップルウォッチでは、血圧・水分補給・心拍数・歩数などの測定が可能になると言われており、この分野で収集できるデータ量は一気に増えることになる。 こうしたテクノロジーの進化により収集される所謂ビッグデータは、将来の医療・健康に関する社会的なということもあり、フランチャイズチェーンも増えてきています。最近は自分が開発したトレーニングギアやイクイップメントで、スモールスタジオのチェーン展開を目指す人も増えています」 この業界動向を受けて、一般生活者のフィットネスクラブ選びも変わってきているという。以前は、自宅や職場の近くで、便利に多様なエクササイズができるクラブを選ぶのが一般的だった。だが、近年では自分の志向や目標に合わせて、スモールスタジオを組み合わせ、自身にカスタマイズしたフィットネス環境をつくり始めているという。 小規模クラブが競争力を高める中、総合クラブは価格競争へと追い込まれるケースが多く、低価格化が進みつつある。以前は総合クラブの平均月単価は40~50ドルであったものの、近年はプール付業態でも月会費10~20ドルというクラブも出てきている。総合クラブの価値づくりが業界としても今後の大きな課題となっている。 クロスフィット大ブームの陰で、ここ数年着々と人気を集めてきているのがバレエワークアウトスタジオである。バレエのエレガントな雰囲気の中で、ピラティスなどの要素も採り入れながらコアトレーニングと大筋群を中心とした自重トレーニングを行う。バレリーナのようなきれいな姿勢と体型が得られるというイメージもあり、特に女性の間で人気が高まっている。バレエワークアウト専門スタジオもチェーン展開するところが増え、生活者にとって身近に参加できる環境ができたことも、この分野の成長を支えてきている。 その静かな人気を、ブームへと押し上げたのが、映画『ブラックスワン』。主演のナタリー・ポートマンの美しい身体と動きに多くの女性たちが魅了された。 その他にも、多くのセレブがバレエワークアウトをしており、米国アーティストの中でもフィットネスに定を受けた一人に対してボックス1店舗のライセンスが得られ、各ボックスでの設備内容や、運営システムも自由であることから、参入もしやすい環境にある。そして何より経営・運営者自身がクロスフィットでトレーニングを続け、クロスフィットに惚れ込んでいることがボックスの高い成功確率を支えている。 現在日本でリーボックがサポートするボックスは6店舗が展開してお 2014年10月26日、東急スポーツオアシスTHE☆STAGE港北で日本初お披露目となった『BarreWRX(バー・ワークス)』は、フィットネスとバレエダンスを融合した米国発祥の最新グループエクササイズ。これまでのバレエエクササイズの多くが、バレエの動きをシンプルに繰り返す内容だが、バーワークスではフロアでのダンスの要素をプラス。パ・ド・ブレやシャッセをはじめ、バレエステップも楽しめる内容。6つのセクションで筋力・筋持久力・心肺機能・バランス・柔軟性の向上を目指し、全身をトレーニングできるように構成されている。 今回のイベントでは、ディズニーやユニバーサルスタジオでもパフォーマンス経験のあるアレックス・マクレーンさんを指導者に招き、バーを使うレッスンを中心とした体験会が行われた。「激しい動きをしていてもみんな笑顔でエクササイズしていたので、すごく楽しんでいるのが感じ取れました」とマクレーンさん。スタジオを埋め尽くした40名の参加者を終始盛り立て、イベントは大成功のうちに終わった。 現在アメリカでは、バレエブームとともにダンスが大流行。ダンススタジオだけでなく、フィットネスクラブでもダンスプログラムが多種多様に導入されているという。また、マクレーンさんは今後のフィットネストレンドについて「バレエバーを使ったプログラムは、現在専門スタジオでの展開が中心ですが、今後バレエスタジオやフィットネスクラブにも導入が進むでしょう。特に女性に人気があり、新たな顧客開拓にも有効なプログラムとなっています」と話している。(編集部)バレエワークアウト最新事情Trend.3ヘルスケアテクノロジーの進化で新たなチャンスTrend.2バレエワークアウトがブームDecember,2014 www.fitnessjob.jp13
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