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同サービスの食事指導に採用されている理論は「ゾーンメソッド」である。米国の生化学者バリー・シアーズ博士が構築した理論で、食事によるカロリー比率を、炭水化物40%、資質30%、タンパク質30%の割合で摂取することで、体内のホルモンバランスを最適にするという食事法。科学とICTを活用して、各個人に最適な食事指導サービスを実現 アプリを使いオンラインで栄養と運動指導サービスを提供するFiNCダイエット家庭教師。遺伝要因×体内環境×身体症状×生活習慣×食習慣×体型を複合的に分析し、生活者一人ひとりに合った身体づくりをサポートする新時代のサービスである。株式会社FiNCが経営する「【プライベートジム】REART」にてメンバー向けサポートとして提供し始めたサービスを、スマートフォンのアプリを通して一般生活者も利用できるようにした。利用料は、月あたり約10万円と高額ながら、これまでに約300人が参加、平均6・3㎏減の成果を維持している。まさに完全成果保証のサービスとなっている。 その確実な成果を支えているのが、最新の遺伝子検査をはじめとした科学的根拠に基づいた検査と、検査結果に合わせた個別の食事プラン、そして運動アドバイスである。さらに、それを生活習慣に導くべく、自身で食事や運動、生活習慣を調えられるように担当栄養士がリアルタイムでコミュニケーションしながら、メンタル面をサポートする。 たとえば、申込み時には、まず身体の状態を的確に知るうえでの4種類の検査を行う。遺伝子検査、血液検査、食習慣チェック、生活習慣チェックで、定量的・定性的に身体の状態を確認する。 その後10日間の「スタートアップ期間」が設けられており、ここで身体と心の準備ができるサービスを提供している。身体の準備としては、全3日間のファスティングを行い、内臓や味覚をリセット。心の準備としては、「インテンションリスト」と呼ぶ、身体の悩みや、なりたい自分のイメージを具体化するカウンセリングを実施。そのうえで、60日間の“ダイエット”期間に入る。 ダイエット期間中は、遺伝子検査結果をもとにセレクトしたサプリメントを摂取しつつ、毎食携帯端末で撮影した食事を栄養士に送り、担当栄養士とのコミュニケーションを通じて、一人ひとりに合った食習慣や運動習慣が学べるようになっている。この指導サービスへのこだわりについて、栄養士で、実際にオンラインでの指導にもあたっている百瀬恵さんはこう話す。 「ダイエットの必要性を感じていながら、忙しかったり、過去の挫折経験から、一歩が踏み出せないでいる方も多いと思います。そうしたダイエットにまつわる課題を解決しようと、とにかく分かりやすいこと、そして、その方のライフスタイルに合わせて無理なくできることを大切にしています。そのために一人ひとりの方の体質や経験、目的の違いにきめ細かく対応しています。数百種類の遺伝子パターン、百問以上のアンケートから、一人ひとりの方に最適なプランが提案できるのは、テクノロジーを活用しているメリットであり、その実行をサポートするうえで最も強力なのがリアルな人によるサポートです。必ず成果に繋げられるように『人生最後のダイエット』をコンセプトに万全を期しています」ホルモンバランスを最適化して体内脂肪の燃焼を促す「ゾーンメソッド」「ワン・ツー・スリー」理論1.ワン炭水化物手の平の半分の量最新健康科学×ICT×栄養士個別サポートによる完全成果保証オンライン指導「FiNCダイエット家庭教師」運動指導者が知っておきたい食事栄養とHow to eat &What to eatCASE STUDY 042.ツーたんぱく質は手の平全体3.スリー野菜は両手の平いっぱいに乗るぐらい24September,2014 www.fitnessjob.jp

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