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ViPRのトレーニングは、動きに負荷をかけることで、身体が自然に最も効果的な神経―筋の連動を習得していくという考え方を持つ。ViPR基本の8種類の動きの組み合わせに加えて移動動作も組み合わせることができ、トレーナーの発想力で 「9,000種類以上のトレーニングが可能」とされている。自由度や汎用性がある分、トレーナーが基本的な身体の機能を理解し、クライアントが必要とする動きを選択と発想する力が求められる。ViPRナショナルトレーナーの千葉啓史さんはこう話す。 「ViPRはどんな体力レベルの方でも、どんな目的の方にでも活用でき、屋外でも利用できるので、あらゆる場面で活用できます。その多様性からトレーナーの力量が問われることになり、トレーナーとして学ぶモチベーションも高まります。指導時はクライアントの動きを良く見て、背筋が伸びた状態を維持できていること、股関節や肩甲骨から動ける動きを選択することが必要で、動きながら姿勢や動作を評価し、適切な動きを選択していくことにが鍵となります。適切な動きを選ぶことで、クライアントはViPRを繰り返し動かすことで効果的な身体の動かし方を習得することができるのです」 ViPRをフル活用するマイクロジムANSURを経営する三井一正さんは、自らもその効果を実感する一人。短時間で効果的なトレーニングができるため、基本トレーニングにあまり時間が割けないアスリートや、忙しい一般生活者にも提案する。 「ViPRは動きに負荷をかけていきますが、その負荷で自身を追い込むというよりは、同じ動きをラクに行える方法を自身で見つけていくように伝えます。そうすることで、身体が自然に効率的な動き方を見つけるからです。回数を繰り返し、ラクに動けるようになる過程でモビリティやスタビリティが高まり機能的な身体がつくられていきます。複数の運動要素を一度に高められるので、短時間で高い効果が得られます。私自身も現役格闘家ですが、同じ時間のトレーニングでも確実に戦績が上がっています。動きに負荷がかかるので、『キツい』と感じる場面もありますが、運動効率が高まってそれが『楽しい』に変わっていき、成果に繋がる。『キツくても楽しい』トレーニングでお客さまのパフォーマンスを引き出していきたいと思っています」 ANSUR では2人組みで1分間隔のサーキット形式で行うことで、1人が動いている間にもう1人はインターバルとなり、相手のフォームをチェックしたり応援する。ペアで行うことで連帯感やモチベーションも得られ、運動効果が高まるだけでなく、楽しさや達成感により継続も促される。 ViPRの指導者育成は、日本では現在パーソナル指導とスモールグループ指導のトレーナーを対象としているが、海外ではグループレッスンとしても人気があり、イギリスではヴァージンアクティブ、アメリカではイクイノックスなど大手チェーンにも導入されている。 セッションの基本構成 (マイクロジム「ANSUR」の例)20~40分のサーキット①ウォーミングアップ②リフトの動き ex.スクワット③ティルトの動き ex.サイドランジ④ドラッグの動き ex.サイドドラッグ⑤静的ストレッチ1分動き、1分休むサーキット。ベーシックレベルでは2週アドバンスレベルでは3週、エキスパートレベルでは4週行う※②~④でサーキットを組む。ViPRのファンクショナルトレーニングマーケティング22July,2014 www.fitnessjob.jp

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