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〒152-0035 東京都目黒区自由ヶ丘1-4-6 ヒューマン・ハーバー4階 TEL: 03-3725-1103 FAX: 03-3725-1104HP: http://www.j-m-f-a.jp E-mail:info@j-m-f-a.jp協会プログラムにご登録に頂き指導することができますマタニティフィットネスのプロになる!小林香織一般社団法人日本マタニティフィットネス協会理事4月に行われた、マタニティ&ベビーフェスタでも一般の妊婦ファミリー100組が参加した「パパフィット」。この4月、きちんと体系づけられた活動としてリリースされました。その経緯と、活動の意味について協会理事の小林香織さんにお話を伺いました。編集部 パパフィットというのは、どのような活動なのですか?小林 妊婦の旦那さんに対し、パパフィットトレーナーになろう!という活動で、パパがママ専属のパーソナルトレーナーのような存在になることを目指してほしいというものです。パパに妊婦の身体の変化などを知っていただき、妊娠中に必要な体のサポート方法や知識を簡単なペアストレッチやマッサージをお伝えしています。編集部 パパフィットはマタニティ&ベビーフェスタなどのイベントでもパパたちが熱心に受講している姿が印象的ですよね小林 はい。そもそもスタートしたきっかけは10年前のフェスタ。マタニティプログラムを体験コーナーで実施したところ、私たちの予想に反し、ほとんどの方が旦那さんと一緒に参加したのです。その時、パパも一緒に参加する時代なのだなと実感しました。そこでパパにもママの健康づくりを手伝ってもらえば良いのでは、と考えました。編集部 確かに一番身近な存在ですからね!妊娠中のママに対して何かしてあげたいけど何をしてよいのか分からないパパもきっと多いですよね。小林 そうなのです。パパが妊娠や出産を理論的に理解し、その上で何ができるかを知っていると、ママと一緒に成長できるんですよね。妊娠中は女性にとって、そして何より赤ちゃんにとって貴重な時間。この時期の健康度を上げることは非常に重要なのですが、運動指導者や医療者だけでフォローしようとしても難しい部分があるんです。私たちはグループエクササイズや病院での運動指導を通し妊娠期に起こりやすい不定愁訴の予防や、産む力を身に付けていただきたいのですが、実は快適なマタニティライフを送るためのキーパーソンは一番近くにいるパートナー、つまりパパなんです。編集部 ストレッチやマッサージを通してスキンシップやコミュニケーションにもなりますよね。小林 そうですね。産後すぐに離婚してしまう産後クライシスの予防にも役立つと良いなと思っています。産後クライシスが起きないカップルの特徴としてお互い言いたいことを言い合えるという事が大切なんです。そう考えると、妊娠中から『パパは絶対わかってくれない』、『俺は女じゃないから絶対わからない』という関係ではうまくいかないですよね。編集部 夏には勉強会が予定されているということで、ますますパパフィットが拡がっていくことが楽しみですね小林 パパの意識を高めるためにパパフィットトレーナーの修了カードも作り、インストラクターもイベントなどで取り入れやすくなったと思います。活動としては、すごく地道で果てしなく感じますが、現代の運動習慣率の低さを考えると運動したい人を待っているだけではダメだと思っています。ママの環境を作っている一番身近なパパに協会の活動を知ってもらい、やっぱり運動した方がいいよねと感じていただき、ママの背中を押してあげて欲しいですね。パパはママの専属トレーナー!拡がっていくパパフィット

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