NEXT85
7/52
April,2014 www.fitnessjob.jp7News Pick Up 10/Key Words & NumbersKey Words & NumbersKey Number10兆円超スポーツ庁認知症の社会的費用は、英国や米国では試算され、政策に活用されているが、日本はまだこれから。WHOは「10年時点で世界でおよそ62兆円に上る」としている。日本は既存のデータから推測すると、医療費に数億円、公的介護費に6~7億円、さらに家族介護などの間接費用を含めると、10兆円を超すものとみられている。Key Number2億8,813万円運動習慣の二極化フィットネスクラブの業績が回復基調にある。経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」によると2011年287,743(千円)だった1店舗あたりの売上高が2013年には288,134(千円)と上昇し、ここ数年間では最高値となった。また1店舗あたりの会員数も2,881名と最高値を記録した。Key Word全国の小学5年生と中学2年生を対象とした2013年度「全国体力・運動能力、運動習慣調査」の結果によると、体育の授業を除く1週間の運動時間を聞いたところ、中2は「60分未満」と「1,000分」前後の割合が高くなっていることが分かった。つまり、二極化が進んでいるのである。中学女子の1/4は、「0分」だった。Key Word政府が構想する文部科学省、厚生労働省、総務省など各省にまたがるスポーツ関連の行政機構を1つにまとめるための国家行政機関の1つ。ソチ五輪での日本選手の活躍を受け、2020年東京五輪でのますますの活躍をサポートするため、このスポーツ庁の設立に期待が集まっている。ニュースなことば、ニュースな数字News Pick Up 10好調な業績を続けるコシダカホールディングスは、年100店超の大量出店を今期も継続する。好調カーブス、今期も100店超を出店タニタは福利厚生の一環で導入を望む企業向けにサーキットトレーニングの機器や運動方法などをパッケージにして供給する事業を始める。価格は420万円の機器料金と指導料。コナミスポーツ、介護予防プログラムをフランスベッドに提供同社は、介護予防プログラム「日常生活動作シリーズ」を開発。4月よりフランスベッドが運営する「悠悠いきいき倶楽部」で展開する。ルネサンス、骨格リセットエクササイズを全国展開同社は、ウェーブストレッチリングを使用した同エクササイズを全国展開を始めた。ユニバーサルミュージック、フィットネスクラブでダンスプログラム展開2014年2月の10大ニュース神奈川の自治体、健康増進策への取り組みを積極化神奈川の各自治体が、運動量に応じて景品と交換できるポイントがもらえる制度などの健康増進策への取り組みを積極導入する。セントラルスポーツ、宮城県総合運動公園プールの命名権を取得同社は、同プールの命名権を年間100万円で取得。今後、「セントラルスポーツ宮城21プール」が愛称となる。マドンナ経営のクラブがカナダ・トロントにオープンマドンナが世界展開を進めるフィットネスクラブ「Hard Candy Fitness」の新店舗がカナダ・トロントにオープン。現在世界8都市で展開中。同社はガガやJ・ビーバーの曲を活用し、子どもと大人それぞれに合ったダンスプログラムを独自に開発。フィットネスクラブなどに提供していく。同社は、BEACH TOWN黒野崇氏をプロデューサーに迎え、ライフウェル浜松にアウトドアフィットネスプログラムを導入した。ライフウェル、浜松店にアウトドアフィットネスプログラムを導入セントラルスポーツ、ヨガスタジオを3年で100店出店同社は、ホットヨガ仕様の小型の「スタジオ ヨガピス」を2017年までに首都圏などに100店舗出店する計画を発表した。IDEAトレンドレポートスモールグループの成長に注目第17回米国IDEAヘルス&フィットネス協会トレンド調査によると、最も注目されるトレンドにスモールグループ市場の伸長が挙げられた。トレーナー1人に対して2人の参加者で行われるセミプライベートセッションが10%増、3〜5人の参加者で行われるスモールグループセッションは18%増となった。IDEAの分析によると、米国で長引く不況により、生活者がエクササイズへの予算を切り詰めている一方で、トレーナーたちが1人あたりの参加費を抑えつつ、パーソナルセッションに近い価値を提供する指導方法を開発してきたことが、このトレンドを生み出している。その他注目されたトレンドは下記の通り。・自重を使ったトレーニングが増えている。(自重トレーニング、TRXサスペンショントレーニング、グラビティトレーニングシステム、階段のぼり、縄跳び、腕立て伏せなど)。・アウトドアでのパーソナルトレーニングへのニーズは減少傾向だが、アウトドアブートキャンプは依然人気が高い。・予防医療としての、糖尿病や高脂血症対策などのプログラムが増えてきている。・パーソナルトレーナーがライフスタイルコーチングとして関わることが増えている。・栄養関係の評価システムやコーチングプログラムが増えている。・マインドボディセッションが増えている。(太極拳、ヨガ、グループリフォーマー、ピラティス、ピラティスとヨガの融合プログラムなど)・スロートレーニングメソッドが採り入れられるケースが増えている。(©Feb.2014 Club Business International)ACSM調査が注目したのはHIITプログラム第8回目となるACSM注目プログラム調査では、HIIT(ハイインテンシティインターバルトレーニング)が1位にランキングされた。2014年に業界に大きな影響を与えると思われる動きをランキングしたもの。2位以下は、2位ボディウェイトトレーニング、3位フィットネス指導者の知識と経験のレベルアップ、4位ストレングストレーニング、5位減量のためのエクササイズ、6位パーソナルトレーニング、7位高齢者向けフィットネス、8位ファンクショナルフィットネス、9位グループパーソナルトレーニング、10位ヨガ。(©Feb.2014 Club Business International)編集部からのニュースNews from the WorldNAS、既存クラブ店で富士山溶岩石によるスタジオを展開同社は、既存クラブ内にスパ「美人スタジオ」と呼ぶ富士山溶岩石を床に敷いた発汗効果の高いスタジオ展開を拡大していく方針をもつ。
元のページ