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February,2014 www.fitnessjob.jp15 ティップネス中野で、スタジオレッスンやボディドック、パーソナルトレーニング・ボディチェンジ、アルバイト研修などを行っている矢吹謙太さん。2009年にアルバイトスタッフとして株式会社ティップネスに入社し、現場での実力が認められ、2010年に社員にスピード昇格。現在は、スタッフへのボディドックやスタジオレッスンの店舗研修なども行うほど、信頼されている。 矢吹さんは、小学校から高校まで野球を続けていたが、怪我によりプロになる夢を諦め、自動車工場に就職した。しかし、しばらくすると物足りなさを感じ始め、「好きだった運動を指導する仕事をしたい」と、同社に入社した。入社後は、接客やジムでの指導を担当。ほどなくして、スタジオレッスンも担当するようになる。仕事に意欲的だった矢吹さんは、身体や運動の理論について自ら勉強し続け、今ではボディドックやパーソナルトレーニングも担当するようになっている。 ボディドックとは、コンディションチェック(食生活、体調のヒアリング)とDr・ドクターフィットネス(体組成測定)、FMS(ファンクショナル・ムーブメント・スクリーンで構成され、身体の動きの測定)をもとに、新入会のお客さまに個々に合ったトレーニングプランを提案するトータルサポートサービスのこと。 「初心者のお客さまは、どんな運動が自分に必要かということをわかっていない場合がほとんどです。ボディドックによって、身体のことを知れば、効果的なトレーニングや食事がわかります。ボディドックを行うときは、知識を伝えるよりも、信頼関係を築いてお客さまの緊張を解き、要望をよく聴くよう心掛けています」 今後の目標は、身近なところでは管理職になり、お店のマネジメントに携わること。将来的な大きな目標は、フィットネス人口を増やすこと。 「フィットネスクラブの参加率が3%なのには、何か理由があると思います。その理由を見つけて、どうしたら打破できるのかを考え、変えていきたいです」 お客さまがレッスンやトレーニングを受けて喜んでくれているときと、スタッフの成長を感じられたときにやりがいを感じるという矢吹さん。お客さまのため、そしてフィットネス業界のために、次の一手を探し続ける。フィットネス業界が現状打破できる〝何か〞を見つけて、参加率を高めたい。ティップネス中野FMSマスタートレーナー ボディチェンジマスタートレーナーコンディションチェックマスタートレーナー GELマスタートレーナージム新人育成指導者矢吹謙太さん(26)管理職(チーフ)になって決定権をもち、自身で判断しながら深く店舗マネジメントに携わりたい。ティップネスが大好きなスタッフを1人でも多く増やしたい。2014年の目標好きな言葉Next One

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