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個のサポーターズクラブ代表取締役FBL大学学長大手、ベンチャー等で、トレーナー、企業フィットネス、SV、副支配人、支配人、営業部長、営業本部長、役員を歴任後、2007年6月に独立。2008年度は富士アスレティック&ビジネス専門学校「パーソナルトレーナー学科」で講師を務める。ブログ「勇気の力」、メルマガ「L&M大学」好評執筆中! URL: http://www.fi tness-biz.net 遠藤一佳Profi le現場たたき上げ 「仕方ない」と思った時点で絶望的だと思います。または、「皆、同じこと」に違和感がないのだと思います。 もっとも、いつも言いますが、私は「皆、同じ」を否定しているわけではありません。それはそれで1つの生き方だと思います。 ただ、私は「同じような服を着て、同じような時間に出勤し、同じような仕事をして、同じような時間に退社すること」に違和感を覚えるし、「休みがコントロールできない自分」が「嫌だ」と思うわけです。 だから、「そんな自分から脱したい」と思い続けていました。 1つ「思い出話」をします。 私が関西在住中に、次男、三男が生まれてきてくれたのですが、この時、妻が出産予定日の3ヶ月ほど前に緊急入院してしまったのです。定期検診に行って、そのまま入院です。関西には親族もいないし、当時2歳の長男と二人になった私は動揺しました。それでも会社に行かなければならないわけです。 同じくらいの子どもがいる近隣のお宅に長男を預けて、私は会社に向かいました。が、3回目くらいになると、その家に行くとお父さんがいなくなるとわかるので、長男が泣くわけですよ…。 妻は病院のベッド。A現場たたき上げの遠藤からのアドバイスフィットネスビズ兄に訊け!うな時間に出勤し、同じような仕事をして、同じような時間に退社すること」に違和感を覚えるし、「休みがコントロールできない自分」が「嫌だ」と思うわけです。 だから、「そんな自分から脱したい」と思い続けていました。 1つ「思い出話」をします。 私が関西在住中に、次男、三男が生まれてきてくれたのですが、この時、妻が出産予定日の3ヶ月ほど前に緊急入院してしまったのです。定期検診に行って、そのまま入院です。A現場たたき上げのに訊け!以前『お盆に休みは皆、同じ』というブログを書かれていましたが、現場スタッフの現状からすると『休み』はコントロールできません。仕方ないことだと思うのですが…Q今回のお悩み内容フィットネスの時流を考えるおよそ3割程度という印象です。 つまり、情報誌の予測なども日々の情報収集の一つとして扱い、市場や消費者の心理や価値観の変化がどのように起こっていくか自身で考える事が重要だと思います。 それが仮説となり一致してもしなくても自己消化できて修正対応も出来ますし、未来にむけて感度を上げることにも繋がります。 その前提(情報の一つ)で筆者の個人的な14年度キーワードは「ポジティブチェンジ」です。 期待先行感が強いアベノミクス効果は成果が問われる年になり否定的な意見も増えていくでしょう。また4月の消費増税時やTPPの詳細表明時もまずは弱者のニュースが取り上げられていくと考えられます。 つまり国の構造改革や規制改革プログラムの実行年度となり「膿を出す」「血を流す」というプロセスに移行していく年になると思います。 しかし、スポーツの分野では「ソチ五輪」「サッカーワールドカップ」など世界的イベントがありアスリートの直向きに努力する姿やパフォーマンスは感動や感心を集める情報や場面が溢れるのも間違いないでしょう。 経済でもスポーツでも 努力や苦労をした後の姿、何かを乗り越えた後の素晴らしさなど「不安やネガティブなワードをどれだけポジティブにハッピーに伝えるかか」が社会や人々の幸せや充実につながるのではないかと考えています。 従って、「フィットネスが目的とならずに、生活の価値を創るプロセスとして貢献できる」そんなアウトプットを意識していきたいと考えています。 「目的から手段へ」「習慣から文化へ」このような潮流を意識しつつ2014年を迎えたいと思っています。 それでは今年もお世話になりました。 皆様、良い年をお迎え下さい。(株)ティップネス 都心店営業部長1994年(株)レヴァン入社。2001年合併よりティップネス入社。店舗、人事、マーケティング、開発等を経験し現在に至る。ティップネス丸の内スタイル、TIP.X TOKYO等都心店事業を担当。 上野和彦Kazuhiko Ueno NEXT今回の特集は「2013年注目のキーワード」に関するものでした。 過去に遡って施策を変える事は出来ないのですが、歴史やトレンドは数年単位で繰り返されると言われていますし、その事実(キーワード)と世相や社会状況を含めて年度総括しておくことはこの先のアイディアや創造性に寄与する情報と考えると捉え方が変わりますね。 13年を総括した上で14年度を思考してみましょう。 師走になり本屋でも経済を中心に2014年予測の特集がたくさん出ています。 日経平均株価やGDP成長率などの予測は数値が出るので結果がわかりますので検証がし易いですね。過去に数年遡って予測と結果の関係を見ると、複数のエコノミストが予測する数値の平均値に近くなる傾向が強いらしいです。 また、トレンドやヒット予測の情報もたくさん出ていますが個人的な感覚では一致度は第10回 ~2014年度に思考を巡らす~ 長男は他人の家。 一家の主は会社へ向かう。 何故、こんな時に…。 情けなくて、悔しくて…。私は会社へ向かう車の中で、涙が止まらなかったです。※本邦初公開! 恥ずかしながら、社会人になって2回だけ泣いたことがあるんですけど、この時が1回目ですかね。もともとの「権力嫌い」に加えて、このような原体験も私の人生観に影響を与えています。 だから私は「いつか必ず、自分の休みくらいは自分で決められるようになった方がいいですよ」というメッセージを送る中で、「お盆の例」を使っているのです。そもそも「週5日・1日8時間」なんていうことからして、誰かが決めたことに過ぎないですからね。 それも含めて、自分で決められるようになってください!January,2014 www.fitnessjob.jp31

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