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国家資格を持つトレーナーが増える26予測日本人パラリンピック選手も、世界に誇れるアスリートへ25予測パラリンピックのプロモーションビデオでは「超人に会える」と題し、障害を持つアスリートたちの挑戦を輝かしく描き出している。 障害者アスリートのトレーニング環境で活躍するトレーナーも少 ピラティスの浸透をきっかけに、理学療法士がトレーニングの領域でも活躍し始めている。日本では、トレーニングの領域では国家資格がない。だが、ケアやリハビリのないことから、この分野の専門性を高めることで、パラリンピックにトレーナーとしてサポートできるチャンスも広がっている。領域では、理学療法士や、鍼灸・マッサージ師、柔道整復師などの国家資格がある。以前からトレーナーとして活躍する人に鍼灸・マッサージ師の資格を持つ人は多か 2020年五輪招致活動で決め手となったとも言われる佐藤真美さんのプレゼンテーションに惹きつけられた人も多いだろう。スポーツの力で困難を乗り越えてきた体験が多くの人の心を打った。佐藤さんが義足で走る姿は、何より格好いいアスリートとして写った。 この佐藤真美さんと同じプロダクションに所属するパーソナルトレーナーの本橋恵美さんは、障害者アスリートのトレーニングもサポートしてきており、今後のパラリンピック選手の環境改善に期待をかける一人だ。これまでパラリンピックは日本では厚生労働省のもとに、福祉活動の一環として位置づけられていたが、2020年に向けて、オリンピック同様に文部科学省(またはスポーツ省)管轄になる方針が発表されている。本橋さんはこう話す。 「これまで障害者アスリートのトレーニングを支えてきた人々は、トレーナーというより障害についての理解が深い、障害者スポーツセンターのスタッフが中心でした。障害を持つアスリートたちは、健常者のアスリートと比較しても、トレーニングによる身体への負担が大きく、本来であればトレーニングやケアについては、健常者以上に必要です。ですが、日本ではパラリンピック選手の遠征費やトレーニング予算も少なく、アスリートとしてスポンサーが得られるのも、過去にメダルをとった実績がありかつ講演などが上手い一部の選手に限られています。パラリンピックの選手たちにアスリートとしてスポットが当たることで、オリンピック選手と同様のサポートが得られる環境になることを期待します」 海外では既にパラリンピック選手もアスリートとしての社会からの認識と処遇を得ているという。イギリスやオーストラリア、中国、韓国などでは、トレーナーは国の職員として五輪選手たちのサポートをしている。またロンドン五輪でイギリスのメディアが制作した こうした活動の手始めとして、まずは自分の母校や地域のチーム、自分の子どもが所属するチームの指導にあたることを勧めている。日本ではスポーツ指導に関して一貫した教育ができる環境が少なく、野球をはじめとした人気スポーツでも指導者に適切なトレーニングの知識が不足していることで多くのアスリートの芽が摘まれてしまっている現状がある。比較的環境が恵まれているスポーツは、サッカー、スイミング、体操など民間が強くかかわる限られた種目だけだ。トレーナーが自主的に身近なチームにかかわっていくことで、トレーナーの価値が浸透することはもちろん、そのチームからトップアスリートが育ち、将来的に五輪選手のトレーナーとして活躍できる可能性も生まれていく。ロンドンパラリンピックのプロモーションビデオhttp://www.youtube.com/watch?v=kKTamH__xuQ「超人に会える」と題して、パラリンピック選手の挑戦をトップアスリートとして活き活きと描いたプロモーションビデオ。要チェック!09パーソナルトレーナー本橋恵美さん 予測東京都出身。体幹トレーニング専門。フリーランスでピラティス・ヨガを中心にプロ野球・陸上競技・ラグビー日本代表などトップアスリートへ指導。パーソナルトレーナーとして活動中。また全国にて健康セミナー・コーチングセミナー開催。リーボックジャパンアドバイザー。日本工学院八王子専門学校スポーツカレッジ非常勤講師。JAPICA(日本ピラティス指導者協会)開発メンバー。著書『スポーツに効く!体幹トレーニング』(1・2)、『ゴルフ×ヨガ』、DVD『体幹トレーニングfor All Sports』。18November,2013 www.fitnessjob.jp
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