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日本体育大学体育学部体育学科卒業(トレーナー研究会出身)。全日本ウィンタースポーツ専門学校にて11年間、ウィンタースポーツアスリートを中心にトレーニング指導やコンディショニングを担当。現在はアップルスポーツカレッジにてスポーツビジネス科の学生にトレーニング指導を実施。JATI-ATI、CSCS、NSCA-CPT選手と一緒に考え、共に頑張る指導者を目指しますトレーニング指導者Interview特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会トレーニング指導者鹿間宏海さんHiromi Shikama「JATIは支部でのワークショップが充実しているので、トレーニング指導者が知識や技術の向上する場や、互いの活動の報告や情報交換する機会に恵まれています。アスリートを指導する方に限らず、スポーツ愛好家や一般の方を指導する方、学生トレーナーや指導種目も様々な方と知り合うことができ、面白いですね。小川支部長のもと、とても熱い方が集まっていて、刺激がもらえる場所です」 4月から新天地での活躍を始めた鹿間さん。最後に今後の夢を伺った。「トレーニング指導者の社会的地位の向上が一番の目標。トレーニングの知識・技術だけでなく、社会人としてビジネスマナーもきちんと身に付けていきたいです。その上で、選手にどれだけ尽くせるか、どれだけ自分の時間を費やしていけるか?をモットーに指導していきたいです。限られた時間の中で、選手に信頼して頂き、一緒に考え、共に頑張る指導者を目指していきます」 新潟にある全日本ウィンタースポーツ専門学校で、オリンピック選手やプロスノーボーダーの輩出にトレーニング指導者として11年間尽力してきた鹿間宏海さん。この4月からはアップルスポーツカレッジにて指導を行うJATIのトレーニング指導者である。この職を志したきっかけを伺った。「野球をずっと続けてきて、高校3年生で肩を痛め落ち込んだ時期がありました。その時に、ロッテのトレーナー立花龍司さんが故障者を最小限に抑え、リーグ2位にまで躍進させたと知り『これだ!』と興奮し、トレーニング指導者という職を意識し始めました」 日体大に進学、トレーナー研究会に入り、アメフトやレスリングをはじめ色々な競技のサポートを行ったという。そんな鹿間さんはトレーニング指導者のやりがいをこう語る。「指導した方のパフォーマンスが目に見えて向上すること、そしてそれをお互い認識しあえるところが魅力ですね。トレーニングの重要性を選手たちが認識して、意欲的に取り組んでくれる時は、指導者としてすごくうれしい瞬間です」 現在JATI北信越支部に属しているが、北信越地方は雪が多く、独特の気候や文化を持つ。JATIは、似たような環境で活動している方々と苦労話や情報共有ができる。N7711Y

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