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株式会社nano代表取締役。パーソナルトレーニングスタジオナノ代表。毎月、自身のスタジオで運動指導者向けの『名古屋トレーナー勉強会』を開催。NEXTトレーナー・オブ・ザ・イヤー最優秀賞受賞。高橋順彦Profi le高橋順彦の2009Trainer of the Year!Norihiko Takahashiトレーナーのための読書入門借りた本を先延ばしせずに読む方法vol.19THESE DAYS「名古屋トレーナー勉強会~スプリングフェスタ~」を開催し総勢80名以上の方に参加していただきました。受けられるようになります。ビジネスの視点で見た場合も、非常に有効な「資格」として役立つと思いますので、ぜひこれらの資格にトライしてみてください。(詳細は本誌の31ページNESTAの広告ページをご覧ください)。 東京だけでなく、大阪、名古屋でも定期的に資格講習を行っていきますので、ご興味のある方は以下に示す東京事務局までお問い合わせください。TEL:03-5289-7565 tokyo@nesta-gfj.com 次回は、女性のマーケットについてお話をしていく予定です。り、「準備体操」や「走るための動き作り」に反映させて、ケガを回避し、最大限にパフォーマンスを向上させることが出来るのです。これこそがパーソナルトレーナーが本領を発揮する部分ではないかと思います。 我々NESTAでは、ランニング初心者~サブ3を目指す本格ランナーをサポートするトレーナー達のために、昨年「ハートレートパフォーマンススペシャリスト」という資格をリリースしました。この資格では、運動生理学のエネルギーシステムを再確認し、運動強度(心拍数)別のトレーニング法、心拍計の基本的使い方、ランニング時の心拍モニター&実施したランニングのレコーディングの仕方について学び、トータルにランナーのサポートが出来ることを目指します。 また、来月は、カーディオトレーニング全般の知識を高め、現場での指導力を高めるための「カーディオフィットネストレーナー」という資格をリリースします。 これらの資格を取得することで、トレーナーとしての武器(引き出し)が増え、ランニングのクライアントも今までになかったサービスを 梅雨の時期に突入しましたが、皆さんはいかがお過ごしですか?私は4月末までは定期的にランニングをしてだいぶ体が絞れてきていたのですが、ここのところ新たなプロジェクトに関わるようになってからはランニングの頻度が減り、体重が2キロ増えてしまいました。これから暑い夏が来る前に戻します(笑) さて、今回は「ランナーのマーケット」について考えていきたいと思います。 ここ数年、東京をはじめ大阪、京都などの大都市でマラソン大会が開催されるようになり、ランニング愛好家が急増し、今やランニング人口は1000万人を超えたとされています。 多くのランナーは形だけの準備体操はするものの、それ以外のトレーニングはほとんど行わず、「ただ一定時間(又は一定距離)走っているだけ」という人が多いようです。その結果、怪我をしてしまったり、タイムが頭打ちになったり…というケースが見られます。「走る」ことは単純なようで実は奥が深く、ほとんどのランニング愛好家はこの奥深さに気付いていません。ランニングを「運動生理学的」「生体力学的」な視点から考えると、色々な課題が明らかにな第8回 ランナーのマーケット齊藤邦秀/有限会社ウェルネススポーツ代表取締役。NESTA JAPAN理事。アスリート・キャリア・サポート副理事。東山暦/NESTA JAPAN代表 アメリカでスポーツマネジメント、MBAを学ぶ。トレーナーの育成、プログラムの開発、フィットネスクラブのコンサルタントを展開。URL:http://www.nesta-gfj.com齊藤邦秀・東山暦Profi le続・パーソナルトレーナーの働き方!次世代 私は自らのスキルアップのためはもちろん、スタッフ育成のためにも本を活用しております。スタッフの現状、能力、今後身に付けてほしい分野等を考慮して、私の蔵書の中から、適した本を厳選して貸し、能力アップに繋げて欲しいからです。 しか〜し!そんな私の想いとは裏腹に3か月たっても読んだかどうかのリアクションが無いことは弊社でも少なからずおこります。ということで、今回は借りた本を先延ばしせず読むコツをご案内します。借りた日にまず5ページでも読む まず借りた日に少しでも読むことで、全体の読み切るスピードは確実に速まります。その本への興味が増し、読むことへの関心が高まりますし、どの位のスピードがかかるかの見当がつくからです。借りたものの、1ページも開いていない本があれば、まず目次だけでも読みましょう!本を読む時間や場所を決める 読書習慣が無い人は「時間の余裕ができたら本を読もう」と考えていて、日々の業務に忙殺されて、結局読書時間が確保できないという状況になりがちです。ですから毎日5分は読むなど読む時間を決めたり、トイレに入ったら読む、など読む場所を決めるなど「読書のルール」を決めることもオススメです。あとできれば返却する日も決めて、貸主に伝えたいですね。興味のあるところだけでも読む「最初から最後まで漏れなく、順番通りに読まなくてはいけない」と考える方も少なからずいらっしゃいますが、目次を見て、興味のあるところのみピックアップして読むこともオススメです。借りた人に「まず読んだ方がいい箇所はありますか?」と聞いて、そこから読み始めるのもオススメです。そしてその箇所のみ読んで、所感をすぐに借りた人に伝えれば、信頼関係もバッチリです。 借りた本を借りっぱなしで音沙汰がないことは、貸してくれた方との信頼関係を崩してしまう危険性があります。逆に、しっかり借りた本を読んでいけば貸主との信頼関係を構築することに繋がりますし、その後の成長にも大きな影響を及ぼします。報告も何もなく6か月後に感想もなく返却する人と、貸した本をどんどん読み、自身の成長に活かし「私が高めたいリーダーシップについて読んだ方がいい本ありますか?」なんて次のオファーまでする人とでは、今後得られるサポートは変わってくるのは当然です。 ということで、借りた本は1週間を目途に読んで、中間報告と読後の所感と共に返却をすることを目指していきましょう!30July,2013 www.fitnessjob.jp
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