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37June,2013 www.fitnessjob.jp お客様の層も、指導シーンも多様化する今、もはや「パーソナルトレーナー」「エアロビクスインストラクター」など、1つの軸で市場のニーズに応え続けることは難しい。たとえ今活躍できているとしても、その分野の指導者が増え、競合が激しくなれば、フィーは下がる方向に圧力がかかるのはビジネスの原理である。 そこで、今のうちに将来を見据え、2つ目の軸、3つ目の軸を掛け合わせて、自分の指導に幅を持たせつつ、自分だけの価値と強みを見つけたい。 新たな資格取得は、そのための近道を示してくれる。 インストラクター・トレーナーの仕事は、フィットネス指導という商品を売る仕事だ。その商品を多くの方に買っていただくためには、お客さまのことを知ることが何より大切なこととなる。そのため、“この人のことが知りたい”と思える、自分が好きなお客さまの層を見つけることが有効だ。「子どもが好き」「おじいちゃんおばあちゃんが好き」「キレイな女性が好き」「スポーツ選手が好き」など何でもOK。その気持ちを大切にしよう。そのお客様の役に立つにはどんな知識や経験が必要かを考える。 そのお客様はどんな希望や悩みを持っているのか。そのお客様のニーズに応えられる資格をとると、頼りにしてくれるお客様が増えるはずだ。 自分が好きなお客様を見つけよう02choice トレーニング、エアロビクス、ダンス、ヨガ、ピラティス、スイミング、スポーツ指導など。まずは自分が大好きで、「もっと知りたい」「これを伝えたい」と思えることを見つけよう。フィットネスやトレーニングの必要性が社会に浸透した今、どの分野にも市場性はあり、仕事場もある。まずは“好き”という気持ちを大切にして、資格を見つけよう。資格をとったらその分野でまずは働きはじめる。すると、次の段階が見えてくる! 自分が好きなフィットネスの種目を見つけよう01choice 市場が大きくなれば、指導者の数も増え、指導者として競合する人が多くなる。その中でお客さまに選ばれ続けるには、他の指導者と自分を差別化することが有効だ。そのためには、自分が今持っている資格と敢えて遠く感じる資格を学んでみることが一つの方法。または、今同業の人が苦手とする指導スタイルにチャレンジしてみる。それにより、他にはないユニークな価値が提供できることになり、選ばれ続けるフィットネス指導者であり続けられることになる。自分ならではの価値と、指導スタイルをみつけて、差別化しよう03choiceファンクショナルトレーニング子どもエアロビクス×女性スイミング×ダンス××パーソナルトレーニング高齢者グループピラティス××子どもエアロビクス×パーソナルトレーニング高齢者×女性スイミング×掛け合わせでキャリアアップ!長く活躍し続けられる仕事と資格の選び方1つめの軸は好きなことを選ぶことが長く情熱を持ち続けられる秘訣!(例)(例)2つの軸で強みを強化3つの軸で、差別化しよう

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