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ョンを用いたストレッチクラスにピラティスの要素を取り入れた『アクティブストレッチ』は、人気プログラムの一つです。今後は、ダンスやランニングなど今人気のプログラムのパフォーマンスを高めることを目的に『ラン×ピラティス』『ダンス×ピラティス』などとして提案していくことで、ピラティスの価値を伝えられると思います」 2005年からピラティスを導入したルネサンスでは、お客様のニーズに合わせて付加価値の高いプログラムを提供すべく、ポールスターピラティスのライセンサーとして、指導者の育成にも力を入れてきた。ピラティスプログラムの本質的な価値を伝えるべく、レッスンは有料スクールのみで展開(ドゥミ ルネサンスは除く)。有資格者だけが指導を担当してきている。現在は、定員・価格は店舗によって若干異なるが、マットピラティス(定員15名・月8,400円)と、リフォーマークラス(定員4名・月21,000円)などがあり、30代後半~50代女性の既存参加者に根強い人気がある。同社ソフト開発部長の望月美佐緒さんはフィットネスクラブにおける今後のピラティスについては、ピラティスそのものを追求するプログラムより、メソッドの一つとして捉えて指導に採り入れることに、よりニーズがあると話す。 「ピラティスは脊柱や骨盤の調整、骨盤底筋群にアプローチできることなど ピラティスピラティスはカラダづくりの有効なメソッドとして定着へ フィットネスクラブの環境では、「ピラティス」自体を目的としたプログラムの提供は、現状維持または縮小傾向にある。それでも、「ピラティス」メソッド自体の質や効果への理解は確実に進んでおり、フュージョンプログラムや、今注目を集めるファンクショナルトレーニングの姿勢調整のメソッドとして採り入れられながら、フィットネスシーンに浸透してきている。 2003年からいち早くピラティスを導入し、インストラクターの育成も積極的に行ってきているジェクサーの多田さんはその動向をこう話す。 「ピラティスはクラスの集客人数、レッスン本数ともに減少傾向にあるものの、その分増えているのがピラティスのフュージョンプログラムです。『コリオスパイラル』という小さなボールを利用した調整エクササイズや、『ペルビックストレッチ』という骨盤調整プログラムは、ピラティスメソッドから派生したプログラム。こうした『ピラティスメソッドを用いたプログラム』としてカテゴリーを括ると、以前より本数は増えています」 同じく2003年にピラティスを本格導入したティップネス。同社のこれまでの動向についてマーケティング部水口有沙さんはこう話す。 「当初は『Basicピラティス』『Balanceピラティス』『Resetピラティス』『Smartピラティス』と4つのラインナップでスタートしました。フレックスクッシが注目されますが、近年、こうしたエクササイズをより分かりやすく、手軽に行えるエクササイズツールやエクササイズメソッドも数多く誕生しています。そのツールを使ったレッスンを指導するための認定コースでも、ピラティスメソッドと通じる理論が内包されていることが増えており、必ずしもピラティスインストラクターを目指さなくてもピラティスメソッドのエッセンスが学べる環境が出来てきています。フィットネス分野のピラティス指導者としては、“よりお客様の可能性を引きだす”一つのツールとしてピラティス捉え、お客様に合わせた提供方法をブラッシュアップしていくことが重要だと思います」12June,2013 www.fitnessjob.jp

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