NEXT74号
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Special Reporter竹ヶ原佳苗さん株式会社TAKE-G代表取締役日本体育大学卒業後、体育教師を経てフィットネスインストラクターに。その後、カナダ・ガンクーバーへ留学。現地でエアロビクスインストラクターを務め、帰国後「スポーツスパアスリエ」のスーパーバイザーやレッスン、養成コースを担当。リトモスマスタートレーナー、日本でのルーキーコンテスト審査委員長など。 フランスのエアロビクスは、ダンスエアロビクスというよりも「Hi Lo」の名称で、足のステップと、“差し込み”のコリオ構成を組むレッスンスタイルが主流です。特に、リズムチェンジを多用しており、ボールチェンジの動きが多過ぎると感じるほど入れられていました。この傾向から、コリオの巧さでは欧州に学ぶことも多いですが、ダンスエアロという点では、南米のインストラクターのほうが学べることも多いのかなとも感じました。 参加者は、フランス、イタリア、スペイン、ロシアなどが中心で、モロッコからも多くの参加があった印象です。エアロビクスに関しては、イギリスやドイツではあまりこうしたスタイルのレッスンは発展していません。 今回特に注目したのは、ステージ上でライブのドラム演奏があり、レッスンの途中、ドラムのリズムだけでステップを踏むというシーンがありました。とてもドラムの音だけが響く中で得られる一体感は、見たことがない幻想的なショーを見る感覚で、非常に印象に残っています。SALON MONDIAL BodyFitness Form'expoとは フランス最大のフィットネスコンベンション。フィットネスクラブ向けのマシンや各種設備・備品の展示もある中、グループエクササイズ用特設スタジオで、3日間にわたり合計21本のレッスンが提供される。 同特設スタジオの運営は、欧州でインストラクター教育などを手がけるリーダーフィットが主催し、フランス内外からトップインストラクターが招聘され、のべ1,500人が参加するフランス国内最大のステージイベントともなっている。 竹ヶ原佳苗さんがプレゼンターとして招かれ、また日本からも14人のインストラクターが参加した。新しいフィットネスを見つけよう!フランス編12May,2013 www.fitnessjob.jp

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