NEXT74号
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No.3注目度Digital Lesson フィットネス業界におけるIT技術の活用は日本よりもはるかに進んでいることが確認できました。特に革新的と感じたのが、この「フィットネスオンデマンド」。実際に導入しているクラブでは、施設にとってはスタジオスペースを活用して新たな提案が可能になり、顧客にとっても、新たなクラブの利用法が見つかる可能性が感じられました。 その他、IT系の動きとしては、マシンメーカーがクラウドシステムを活用してクラブと日常の運動をワンストップで管理するプログラムを充実させたり、フィットネスクラブもSNSを活用してフィットネスクラブ内の情報を積極的に発信していることが印象的でした。 スタジオ利用者がフィットネスオンデマンドの画面をタッチする事で、自動的にスクリーンが降りてきてレッスンが始まりますが、そのレッスンのクオリティの高さに驚きました。各種スタジオエクササイズに加えて、ファンクショナルムーブメントのプログラムも用意されていて、運営側にとっては利便性も高く、良い面が目立ちました。 その一方で、将来的にインストラクターやトレーナーならではの、専門的で人的なサポートの価値を高める必要性を感じた瞬間でもありました。Reporteed by吉澤惇さんReporteed by大野員正さん 米国でデジタルスタジオレッスンを導入するクラブが増えている。スタジオのアイドルタイムを中心に、映像のレッスンを提供したり、メンバーが自由にプログラムを選んでスタジオエクササイズが楽しめる環境を整えている。 ワシントンD.C.郊外で、創立40周年を迎えるテニスクラブ、マウントバーノンアスレチッククラブでは、フィットネス関連プログラムやサービスを拡充する中で、効率よくスタジオエクササイズを充実させることを狙って、デジタルスタジオレッスンシステム「フィットネスオンデマンド」を導入。今後週50本程度を提供していくことを計画。一方、インストラクターが提供するライブレッスンは週30本程度。 急成長フランチャイズチェーンとして世界に2,100店舗を展開するエニータイムフィットネスも、ここ数年、10坪程度のスタジオスペースを付帯することを施設の基本フォーマットとして加えており、「フィットネスオンリクエスト」社によるシステムを導入している。 「フィットネスオンデマンド」「フィットネスオンリクエスト」ともに、映像やエクササイズプログラムのクオリティも高く、ファンクショナルやスモールグループなどのニーズにも対応したプログラムも揃えられている。 同様のシステムを販売する「ウェクサーバーチャル」は心拍測定のマイゾーンと提携し、エクササイズの強度を参加者が自分でモニタリングできる仕組みも備えている。デジタルレッスン新しいフィットネスを見つけよう!アメリカ編デジタルレッスン配信会社大手3社のIHRSAブースパネルで選択することで、いつでもクオリティの高い映像で最新のエクササイズが楽しめるMay,2013 www.fitnessjob.jp11

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