NEXT74号
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No.2注目度Theory Based MicroGym マイクロジム経営において、オリジナルメソッドを発信して展開しているということは特に注目したい点。今回視察したオレンジセオリーでは、一つのセオリーに基づいてプログラムを組んでいることで、時間で区切ることができ、スタッフも最小ですむ経営的にも良く考えられた運営システムだと感じました。オレンジセオリーについては「心拍数」に着目する点が良かったです。最大心拍数の84%という設定値も分かりやすく、インパクトもあります。実際のレッスンでは、動きながら状態をモニターで把握出来ること、トレーニング終了後に結果も見れることが、参加者にとっては、なにより自分自身へのフィードバックになります。 実際体験させていただき、場の盛り上がる感じや、終わった後に結果を見る楽しみも味わえたのも印象的。 (いかに自分が手を抜いているのもわかりました…) 昨年から急速に店舗数を伸ばしているチェーンなので、今後の動きにも注目したいです。 オレンジセオリー等の効果の高いグループワークアウトが印象的でした。オレンジセオリーでは心拍計のポラールと共同開発されたと見られるソフトの視認性を生かして、かかる負荷や強度をコントロールしていくメソッドで運営されていた。ミネアポリスという競合クラブが数ある環境で、ターゲット層と狙いが分かりやすいことからか、集客にも成功していました。4レッスン見学させて頂いて1レッスン参加させて頂きましたが、24人定員のクラスが全て定員満員で、その夜だけで100名が確実に利用していた成功店でした。Reporteed by吉澤惇さんReporteed by大野員正さん 今年ひときわ注目を集めた「オレンジセオリーフィットネス」は2009年に設立された、新業態のチェーン。最高心拍数84%以上で12~20分エクササイズすることで、その後2~3日の基礎代謝が200~300カロリー分高まるという、EPOC(Excess Post-Exercise Oxygen Consumption 運動後過剰酸素消費現象)に基づいたプログラムを提供するマイクロジムの新業態。 定員24名でスモールグループセッションの1時間セッションを週58本提供。会費設定は、週1回会員59ドル、週2回会員99ドル、無制限会員160ドル。 レッスンは12名ずつ2グループになり、1グループはトレッドミル26分、もう一つのグループはロウイングとファンクショナルトレーニングを26分行う。その後交代する。トレッドミルは「ベース」「プッシュ(3~4分)」「スプリントオールアウト(1~2分)」の3段階で、サーキット的に心拍数を上下させる。 心拍数はポラールで管理し、数値は館内のモニターに表示され、エクササイズ中も自分の心拍数と、ゾーンが色で分かるようになっている。ターゲットとする85%以上になるとオレンジ色になることも「オレンジセオリー」という名称の由来ともなっている。 1時間のエクササイズ後は、自分がどの心拍数ゾーンに何分いたかが確認でき、参加者はそれぞれにオレンジと赤で表示されるゾーン内の合計が12~20分になることを目指す。運動セオリーをコンセプトにしたマイクロジム26分間のトレッドミルでは、3段階のスピードのサーキットエクササイズで心拍数を高く維持心拍数は常時モニターで確認できる。最大心拍数の85%を超えるとオレンジ色に表示される10May,2013 www.fitnessjob.jp

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