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指導歴22年というベテランインストラクターの井ノ上由香さん。キャリアを積む中でマタニティや産後のプログラムが次第に増えていったという。インストラクターとして長く活躍するために大切なことを井ノ上さんに伺った。小林 マタニティフィットネスに興味を持ったきっかけは何でしたか?井ノ上 自分が妊娠したときに役立つかな、そして仕事の幅が広がり長く仕事ができれば良いかなと思った事がきっかけです。17年位前ですかね。小林 いつか出産するときのために、と協会に勉強しにいらっしゃる方は多いですね。現場で指導できるプログラムが色々ある中で、マタニティや産後のレッスンを指導しようと思う理由は?井ノ上 協会のプログラムは医療現場と繋がっていて、運動に対するエビデンスがしっかりしているので、お客さまの反応がとても良いんです。だからここまで続けてこれたし、これからも続けていきたいですね。マタニティも産後も2倍の喜びがあって、それだけやりがいもあります。小林 確かに、マタニティや産後は結果が目に見えますし、何より資格取得・講習会・勉強会・施設登録に関するお問い合わせは協会まで〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-25-1 TEL.03-3725-0071 FAX.03-3723-9206HP: http://www.j-m-f-a.jp E-mail:info@j-m-f-a.jp協会プログラムにご登録に頂き指導することができます認定インストラクターは全国の商業スポーツ施設・医療施設場等で活躍しています。マタニティフィットネスのプロになる!小林香織一般社団法人日本マタニティフィットネス協会理事妊婦さんや産後ママ・赤ちゃんと接していると本当に元気になります。逆に困ったことやマイナスなことはありましたか?井ノ上 最初の頃は、出産経験がないので不安でした。何かあったらどうしようと慣れるまではビクビクしていましたね。小林 赤ちゃんを抱くのも壊れ物にさわるみたいになって、赤ちゃんにもその緊張が伝わって泣いちゃったりね…。逆に、経験が無くても良かったことはありますか?井ノ上 一番嬉しかったのは『出産経験が無くとも井ノ上先生は固定観念が無く、逆に100人位産んだことがあるようにお話しする。私の悩みに、一緒に沈み込むのではなくパッと答えてくれて、すごく助かった』という言葉。今もモチベーションの上がる言葉ですね。当時小林さんに『妊婦さんも教えてくれるし、自分が聞いていけばいいし、勉強すればいいんだよ。その時間は出産・育児していない分あるんだから』と言って頂いて、大変励みになり、おしまず努力しました。小林 そして、今はメノポーズのプロジェクトにも参加して頂いていますが、いかがですか?井ノ上 自分が更年期の真ん中なので、提供しながら自分の勉強にもなり、何より説得力があると思います。小林 今まさに更年期ということで、仕事の仕方はこれからどう変化しますか?井ノ上 何年か前から有酸素系を減らす等仕事の整理はしていて、今はこのペースで進めたら良いなと思っています。協会から頂く講師の仕事や指導者育成、パーソナル指導など、自分の培った知識を口で伝えていく仕事の大切さも感じます。小林 インストラクターは仕事の質を変化させる必要性は絶対ありますよね。正式な文章を書くとか、人前で講義をするというテクニックは身に付けておくべき。若い頃か長く活躍するインストラクターになるには?ら色々なことにチャレンジすると良いですよね。井ノ上 長くこの仕事を続けていきたいのであれば、協会の仕事は繋がっていくと思います。不妊・妊娠・出産・更年期といった女性のライフステージは点ではなく線で繋がっているもの。だからこそ学んで損のないことが協会には詰まっていると感じます。小林 トレンドを追うのも良いけど、一方でそれだけではない自分なりのフィットネスという考え方を持つことが大切。若い時は色々なことができるからこそ、きちんとした幹となるものを築いて欲しいです。N7306Y

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