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ファイナルには6名進出予定。しかし、上位3名が17点、2位が16点で8名いるという結果に審査も困難を極めた。遂に結果発表の時、『KENTA!』と名前が呼ばれ、見事ファイナルに進出!と思ったのも束の間、レベルが高く競っていたため2次審査から9名がファイナルに進む異例の展開に。北川さんは再びエアロでプレゼンすることに。ファイナルのプレゼンは2時間後。ここから北川さんは慌ててコリオを組むことになる。まさかのエアロで、くじを引いた瞬間終わった!と思いました。ステップのプログラムしか用意してなかったので、「マジかー!!?」ってただ呆然。今までレッスンでしたコリオをルーキー用にアレンジするのに苦労しました2日間でたくさんのレッスンを受け、ビシビシ刺激をもらいました。フランスで1番感じた事は、参加者みんな表現が上手な事。曲がかかれば肩が動き、ヒップが揺れ、曲調やリズムに合わせて表現する事がとても上手。審査中はもちろん、審査外の時でも思い思いに曲を楽しんでる雰囲気が日本とは違うなぁと思いました。もう一度あの場所に立ちたい気持ちもあり(笑)これからも受け手として、ダンスの楽しさをもっともっと表現していきたいと思ってます。ジャッジをしながら感じた事は、個性やオリジナリティって大切だなぁって事です。誰かの真似をしたオリジナリティに欠けたレッスンは、新鮮さがなく心を打たないんです。だからケンケンがステージに上がった時の会場の盛り上がりはハンパなかったです。それは個性があるから。どんなにかっこよく動いていてもオリジナリティのない人のクラスは参加者との一体感に欠けていて、私もジャッジをしていて惹きつけられませんでした。来年は誰がこの舞台に立つのか、日本でのルーキーコンテストも楽しみですね!北川さん、大健闘8位!しかし、上位3名が17点、2位が16点で8名いるという結果に審査も困難を極めた。遂に結果発表の時、『KENTA!』と名前が呼ばれ、進出!と思ったのも束の間、レベルが高く競っていた審査から9名がファイナルに進む異例の展開に。北川さんは再まさかのエアロで、くじを引いた瞬間終わった!と思いました。ス日本からの参加者のコメント日本大会ルーキー部門優勝 北川健太さん日本大会アマチュア部門優勝 伊藤典子さん審査員 竹ヶ原佳苗さん今回、海外では日本人らしさこそ最大の個性であると改めて認識しました。外国では"日本人っぽい日本人"がウケるんです。日頃から海外プレゼンターの良さも取り入れたいと思っていますが、いかに"日本っぽく、自分っぽく"アレンジするか!!が大切ということを学び、すごく自信になりました。でもまだまだ満足してません。もっと上手くなりたい!もっと伝えたい!もっと魅せたい!色んな欲がたくさん出てきました。今回の経験を糧にこれからも成長し続けられるように頑張ります。最後に、たくさんの日本からの応援が本当に力になりました!ありがとうございました!!北川さん終了後には、各審査員からフィードバックを受ける。自分の強み、今後の課題が明確になる瞬間だ。 36名が15分のリードを取る。『決勝でステップができたらチャンスはあると思っていた』と語る北川さんは見事エアロを引き当てる!『うわ!ウケた!』北川さん自身がそう感じた通り会場全体が大盛り上がり。何より、北川さんがその場を楽しんでいることが伝わる15分間。それは参加者の心にも強く響き、終了後には多数の賞賛の声がかけられた。36名が15分のリードを取る。2ndstage結果発表結果発表 2次審査の前とは明らかに異なる緊張感が北川さんの表情にも浮かぶ。そしていざ、ファイナルの舞台に。先程までの緊張感は吹き飛び、再びその笑顔で一気に会場を盛上げる!曲がスタートした瞬間、思わず審査員も立ち上がり声を上げる。順調に思えたその時、一曲ごとに音楽が止まるというアクシデントが発生。それでもいつもの笑顔を絶やさず、懸命にプレゼンをする北川さんに多くの参加者が心を打たれたのではないだろうか。優しい笑顔と温かい雰囲気に包まれた会場。与えられた状況の中で、持てる力を出し切った北川さんに、最後は大きな拍手が捧げられた。 2次審査の前とは明らかに異なFinalstage

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