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スポーツマネジメント会社フリーインストラクターイベントレッスン養成コース他メーカー企業のフィットネス業界へのプロモーション業務受託自身のレッスン、イベントレッスン、養成コースなど収入企業からの業務委託大学のスポーツセンター運営受託民間クラブへのインストラクター派遣イベント業務受託教育事業自社開催イベント自社ジム運営他人的ネットワークを築き適材適所の人財配置で事業を拡張丸山寛さん1991~1993年オールジャパンエアロビクスチャンピオンシップミックスペア部門3年連続優勝後、インストラクターとして活躍。2001年に会社設立後は、各種事業を受託しつつ、自身も大塚製薬(株)フィットネスプロモーション/ディレクター、プーマジャパン株式会社/フィットネスアドバイザー、ジェイアール東日本スポーツ株式会社/ジェクサーフィットネスクラブスタジオアドバイザーなどとして活躍中。自分より上手くできる人に任せるレッスン単価は上がらない前提でビジョンを作り直す インストラクターからスタートして長くフィットネス業界に携わってきている丸山寛さんは、「これからの時代、フィットネスクラブのグループエクササイズで単価を上げる努力だけでは明るい未来はない」と言い切る。丸山さんがインストラクター時代には、知名度や集客力が上がれば、レッスンフィーも500円単位でどんどん上がっていき、イベントでも引っ張りだこ。だが現在は、知名度や集客力を上げても、レッスンフィーの上がり方は10円単位。だからといってレッスン数を増やすことだけを考えても限界がある。根本的に仕事のポートフォリオを考える必要があると話す。 「当時は『エアロビック競技でチャンピオンになる=収入が上がる』という図式が完全に成り立っていました。チャンピオンになりさえすれば、周りが成長のお膳立てをしてくれた。それに対して現在は、チャンピオンになっても、有名になっても、自分が動かなければ環境は変わらない。同じことを続けていれば、仕事が減ることさえある時代です。そこで選択肢は2つ。『人がやっていることをもっと多く、もっと優れた方法でやる』または『人がやっていないことをやる』のどちらか。自分でどちらで勝負をするのか、その大枠のビジョンを持つことが重要だと思います。現実を冷静に受け入れることで、次の一歩が踏み出せると思います」 丸山さんは、これまでに着実に業容を拡大してきているが、これまで一切営業をしたことがないという。その分、頼まれた仕事にフットワーク軽く対応しつつ、すべてを自分で対応するのではなく、自分より上手く出来る人にその仕事を任せるようにしてきたことが良かったと話している。適材適所に人を配し、任せることでその人も成長でき、そして会社も成長してきた。 3年前には、事務所に置いていた社長(自分)用の椅子と机さえなくしてスタッフの業務環境を整備。自身は外出することも多いため、ノートパソコンでいつでもどこでも仕事ができる体制を整えている。丸山さんは今後も、自身が現場で指導する仕事を極力ゼロに近づけていくことを目指しながら、スタッフの成長をサポートしていく方針だ。NAFA専属インストラクタートレーナーアルバイトインストラクターデビュー前にエアロビック競技でチャンピオン3回連続。エアロビックのチャンピオンとして有名になってからインストラクターとしてデビュー。スタジオNAFA(当時日本のエアロビクス界をリードするスタジオ)で専属インストラクターに。しかし、名立たる先輩たちが多くレッスン担当は週7本が限界。収入の2/3はトレーナーのアルバイトをして稼いでいた。フリーとして3年活動。レッスンの本数は週8本程度で、イベントのプレゼンターや養成コースなどの活動を開始。エアロビクスブームと、チャンピオンの肩書きで仕事の本数も単価も急上昇。年収1千万円を軽く超えていた。養成コースの講師として声をかけてもらった高田香代子さんの紹介で、元バレーボール全日本選手の三屋裕子さんが立ち上げたスポーツマネジメント会社に社員として入社。「社員」といえど、自らタレント業(レッスンやイベントレッスンなど)で稼ぐ日々。会社で受託していた製薬メーカーのフィットネス分野へのプロモーション業務を、よりフットワーク軽くクライアントの要望に応えたいと感じ、法人を設立して引き継ぐことに。当初の売上は、その受託業務と自身のタレント業務の2本柱。人的ネットワークの中で相談があった仕事を請負いながら事業を多角化。ラディカルフィットネスは高田香代子さんに紹介頂いたレヴァン養成時代の上司、大学のスポーツセンターの受託事業はフリー時代のクラブのトレーナー、民間クラブへのインストラクターや養成コースの講師派遣もこれまでの人脈からの依頼でスタート、現在に至る。丸山さん個人が実際の仕事に携わる割合を限りなくゼロに近づけることを目指すとともに、受託事業は景気や環境によって状況が変化しやすいことから、自社イベントなど少しずつ、自社事業の割合を増やす必要性も感じている。人的ネットワークを築きInstructor's CASE031991年~専属インストラクター&アルバイト1995年(指導歴4年)25歳フリー+イベント+養成1996年(指導歴5年)26歳スポーツマネジメント会社社員2001年(指導歴10年)31歳業務委託+自身の業務収入2013年(指導歴22年)現在※会社設立後のグラフは収入の割合で表示しています会社設立※グラフは、年収(長さ)と収入構成比(色分け)を示しています。14March,2013 www.fitnessjob.jp

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