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FIT-R主宰、NHK東北放送『ひるはぴ』隔週レギュラー出演中、仙台リゾート&スポーツ専門学校 非常勤講師、ブログ『NOBU’sイントラ魂』http://nobu.blogfit.jp/ 、Facebook『高橋宣孝』で検索NOBU高橋Profi le 単純な疑問ですが、フィットネス業界最大の課題だと認識しています。 そんな疑問と向き合う中、2011.3.11 東日本大震災 が発生。避難所では、ライフラインが断たれ、情報が不足する中、その場にいた運動指導者の判断で、エコノミー症候群予防のための体操をはじめる現場がありました。 仮設住宅に移ってからも、歩けなくなっていく被災者を少しでも減らすため、運動サロンが開催され、私が主宰を務めるFIT-Rでは現在も継続、新設しております。それがコミュニティーの場も作り、引き籠りや孤独死の予防に役立っていると思います。 活動に共通するのは、最初は何もない『0』から活動を始めたこと。そして、どんな大変な状況でも人は『健康』を求めること。 この経験から『フィットネスの場は、運動指導者が0から創り出せる』と確信しました。 世の中に健康を求める人々がいらっしゃる限り、どこでもフィットネスの場(働く場所)が作り出せるのです!運動指導者が本気になれば! 今、私自身がチャレンジしていること。 フィットネスクラブでのレッスンを一生懸命頑張りながら、自分自身が生み出し運営するフィットネスの場も創り続けること。そして、皆様に胸を張ってお伝えできる成果を出し、このスタイルを東北から全国へ発信すること。 これこそが、私がやりたい『フィットネス人口の増』です。さあ、次回はいよいよ、NOBU高橋の連載が最終回!!! 今までで一番『暑苦しい』記事を書きますので(笑)お楽しみに~★NOBU高橋が東北から発信するフィットネスレボリューション 年末に2012年初めての『風邪』をひき、お正月は大好きなBEERを一滴も飲めなかったNOBU高橋です(泣) 皆様、今年もどうぞ宜しくお願い致します。 連載5回目となる今回のテーマは『復興支援活動から学んだ フィットネスの発展』です。 皆様は『フィットネスの場』と言われると、どんなことを想像しますか?フィットネスを仕事とする方は、どんな場所が働く場所でしょうか?私は5年前、フィットネスクラブの正社員として勤務していました。そしてフリーランスとなり、個人事業主として活動し、現在に至ります。 フリーランスになりたての時は、主にフィットネスクラブでのレッスンをメインの仕事として考えていました。フィットネスクラブが『フィットネスの中心』だと思い込んでいたからです。 しかし、ふと疑問に思いました。 フィットネスクラブの会員数を元に計算される日本の『フィットネス人口』は、長年 約3%のままです。 では、これだけ世の中に健康志向が溢れる中、97%の皆様は?宮城県岩沼市の仮設住宅サロンで、X’mas プチ発表会★ご支援頂いたフラグッズを着て、素敵なフラダンスが披露されました♪親子で芽育 MAKEFebruary,2013 www.fitnessjob.jp35から「上田先生のもう3歳だけど、まだ3歳言葉に、ハッとして胸がいっぱいになり、子どもに優しくなれました」という、嬉しいお手紙をいただいた事があります。『自信を持って待つ』事を大切にした指導に、さらなる磨きをかけていきたいと日々精進しております。「這(は)えば立て、立てば歩めの親心」 親心を表す言葉です。子どもの成長を感じるのは、親も指導者も非常に楽しみ!ですが、子どもの真の成長や高い自尊感情を育むためには、愛情という最高の栄養を注ぎながら待つことがとても大切! 私が発育発達の勉強を始めた20年前に受けた講義で、私の中に強い根を張り、今もなお私の指導や育児の強く、柔軟な柱となっているものがあります。親子フィットネスのプログラムの幹づくりに大きな影響を受け、新米ママだった私の強い道しるべになりました。最も印象的だったのは「何でも、早ければいいという訳ではない。つい他の子どもとわが子を比べて、少しでも早い方がいい!(先生は、子育てママが、あちこちの子どもを見比べては、一喜一憂する姿を『ワイパーママ』と呼んでおられました!まさに、ズバリの表現!)という傾向になりがち。それぞれの子どもの発達にあった時期に、出会えれば心地よく習得できていく。首すわりで、少しゆっくりな赤ちゃんは、きっと頭にぎっしり色々詰めているから重たいのよ!なんていう風に考えて、もう少し待ってみましょうよ!」 そんな、暖かく、学術的側面と膨大な経験値から語られる講義に夢中になって学んだものです。今もその思いが、指導や子育てに活かされています。 私は、3歳児のクラスで「もう3歳だけど、まだ3歳」というお話をさせて頂くことがあります。クラス卒業時に、あるママさん上田泰子YASUKO UEDAProfi le日本体育大学女子短期大学卒業。1988年ジャパンカップ女子シングル優勝。日本体育大学体操競技部コーチ、日本大学非常勤講師などを経て、現在OKJエアロビックファミリー代表。AVIAマスターエリートhttp://homepage3.nifty.com/okj/ 第5回 ゆっくりどうぞ ~じっくり待って、根っこの強い芽が伸びる!~~可能性の種まき、ゆるりと発芽を待って育てよう!~芽育は、子どもの豊かな可能性の芽の育みと、ボディメイクを掛けたOKJの造語です

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