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〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-25-1 TEL.03-3725-0071 FAX.03-3723-9206HP: http://www.j-m-f-a.jp E-mail:info@j-m-f-a.jp協会プログラムにご登録に頂き指導することができますマタニティフィットネスのプロになる!小林香織一般社団法人日本マタニティフィットネス協会理事昨年10月、マタニティビクスインストラクターとしてデビューした遠藤美央さん。エアロビクスインストラクターとして活躍していた28歳のとき、マタニティビクスの講習を受け、試験に合格。その後すぐ、第1子妊娠。続けて第2子を妊娠し、その時は妊婦のひとりとしてマタニティビクスに参加。現在30歳、2児の母となった遠藤さんにマタニティビクスの魅力を伺いました。小林 エアロビクスの指導は、どういうクラスが得意でした?遠藤 ハイインパクトのクラスが好きでしたね。小林 それに比べるとマタニティビクスは強度が低いイメージだと思いますが、なぜ講習会を受講したのですか?遠藤 いつか母親になった時に、インストラクターとしてどんな関わり方ができるのかを考えていました。妊娠する前に、妊婦さんの運動を学びたいと思ったのがきっかけです。小林 まさに妊娠中に産科学やマタニティフィットネス講義を受けてお産されたわけですが、役に立った事や聞いておかなければよかった事はありますか?遠藤 たくさんあります。授業で学ぶ以外に、受講仲間の助産師さんから、色々な話を聞き、お産に対するイメージが変わりました。私は運動しているから大丈夫と思ってお産に挑みましたが、産まれない、陣痛が来ない…と、知識が入っている分、どうして!?とパニックになってしまいました。第1子の妊娠・出産は頭でっかちだったな、と思います。小林 第2子妊娠中にマタニティビクスのレッスンを受けてみて、資格を取る前と変化はありましたか?遠藤 資格を取ったからには、いつかレッスンを持つつもりで参加しました。妊娠中の運動の重要性は理解できていましたが、実際に妊婦として参加すると色々なことが見えてきて、知識の再確認ができましたね。小林 女性は男性と違って、妊娠・出産が仕事の面でマイナスにどうしても出てしまうと思うんですね。ただ、マタニティビクスや産後の仕事は、ご自身の妊娠・出産や育児がプラスの方向に働くこともありますよね。遠藤 本当にそう思います。特に妊婦さんは、体験談や育児の情報を欲しがっているので、近い立場になれたかなと思います。小林 実際、マタニティビクスのレッスンをスタートしてみてどうですか?遠藤 まだ自分が手いっぱいで、お客様一人ひとりを本当に見れているか、常に考えている状態です。ただ、きちっとしたメソッドに沿って、『安全のために運動を処方する』という考え方は絶対必要で、マタニティビクス母親でありインストラクターとして、運動にどう関わっていけるのかを指導することで、それを見直すことができて良かったです。小林 これからマタニティの勉強をしたいと思う方へ、アドバイスはありますか?遠藤 女性の身体、妊娠・出産の生理を知り、安産に導いていく仕事はすごくやりがいがあって素敵な仕事です。女性に生まれたからにはぜひ、関わっていただきたいですね。講習会に参加して知識を得るだけでも、きっと考え方がかわりますよ。

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