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12January,2013 www.fitnessjob.jp2012年注目のキーワードランキング!読者が選ぶ従来のトレーニングが筋力や心肺持久力を高めることを目的としているとすれば、ファンクショナルトレーニングは、動きや姿勢を改善することを目的としたトレーニング。元はアスリートのパフォーマンスを高める目的で注目されたトレーニングのコンセプトだが、一般生活者にとっても、身体が効率的に動かせるようになることで、日常の動作が楽になったり、痛みや歪みが改善できることから注目されている。2012ユーキャン新語・流行語大賞のノミネート50語に「体幹トレ」が選ばれるほど、一般生活者にも浸透した体幹トレーニング。一般生活者の関心が高まるにつれて、トップアスリートの体幹トレーニングがメディアなどでも紹介されるようになり、さらに浸透が進んだ言葉。◆90年代後半から2000年にかけて、理学療法やアスレティックトレーニングの現場から生まれたファンクショナルトレーニングの概念がフィットネスの世界にも浸透する潮流が強まってきたことを改めて感じます。もはや機能解剖やバイオメカニクス同様の、トレーナーの必修基礎科目と言っていい概念となった今だからこそ、トレーナー・インストラクターは真の見る目、本当の意味でのファンクショナル(機能的)な身体について理解しなければならない、という危機感も感じています。(伊藤謙治さん)◆業界誌で常に文字が目についた。(峯岸毅さん)◆気づけば自分もファンクショナルトレーニングの本を買い漁ってた。(匿名)◆この概念、及びそれを用いた手法がフィットネスクラブ業界人に「なにか新しいもの」として受け止められ(本当は別に新しいものでもないですが…)、更にはさまざまなツールやティップ・クロス等の新機軸の出現により、更に注目を集めたと思います。(倉岡征克さん)◆マシンジムのスタッフをしていますが、お客様よりよく 「体幹トレーニングってどうやったらいいんですか?」と御質問頂きます また、私自身も会員としてスポーツクラブに通っていますが スタジオレッスンで体幹を使ったものが一気に増えたと感じました。一般的にも浸透して行ったと思いますし、2012年を代表するキーワードに相応しいと思いますが フィットネス愛好者だけでなく日常生活の中でも大切な体幹。一過性の流行にならず、これからもよりたくさんの方に日常的に体幹トレーニングに励んで頂けたらと、願いもこめて選ばせて頂きました。( 奥村 瑞穂さん)◆オリンピックイヤーというこもあり、トップアスリートの活躍も相まって今まで以上に「体幹」という言葉を耳にした感のある一年でした。しかし、これもファンクショナル同様、「体幹」の定義や捉え方を今一度、改めて理解しておく必要があると思います。ただ単にスタビライゼーションすれば「体幹」なのか?スクワットは「体幹」のエクササイズではないのか?といった、トレーナー・インストラクターとしての専門性が問われる奥の深い言葉の一つだと思います。 (伊藤謙治さん)◆プロの選手がよく使っていたせいか、普通の会員さんでも、体幹という言葉を使うようになっていて、ものすごいスピードで浸透したと感じました。 (堀茂昭さん)◆一般誌やメディアでの特集が多かった。(峯岸毅さん)keyword体幹2keywordファンクショナル1読者コメント読者コメント

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