NEXT68
47/68
(株)フィットネスビズ 代表取締役CEO大手、ベンチャー等で、トレーナー、企業フィットネス、SV、副支配人、支配人、営業部長、営業本部長、役員を歴任後、2007年6月に独立。2008年度は富士アスレティック&ビジネス専門学校「パーソナルトレーナー学科」で講師を務める。ブログ「勇気の力」、メルマガ「L&M大学」好評執筆中! URL: http://www.fi tness-biz.net 遠藤一佳Profi le現場たたき上げ それはよかったですね。 おそらく、行動に移した方は約20%で、それを継続しているのは(その中の)20%くらいだと思うので、該当される方は「4%人材」でございます。 合計「3年間」くらい続けて、「(勉強会でお伝えした)その際にやること」を実行すれば、確実に人生が変わっていると思います。 一日というのは「朝」から始まります。だから、ここをどのように過ごすかで一日の質が変わるのは「当たり前」です。例えば、イチロー選手は「打席に入る前」に「ルーチン」を行います。これにより「実際の打席」の質が上がるわけです。 これとまったく同じ理屈で、朝にも「ルーチン」が必要です。朝、「何をやるか」を決めている人は多いと思います。食事をする、新聞を読む、着替えるなど…。しかし、これらは「ルーチン」とはいいません。時間内に必要なことを押し込んでいるだけです。 「朝のルーチン」があるかないかは、次の質問に答えられるかどうかで決まります。 「あなたは『朝のルーチン』に何時間(何分)かかりますか?」 つまり、「何を、どの順番で、何分やるか」が決まっていることを「ルーチン」というのです。わかりやすく説明すると、「ルーチンがA現場たたき上げの遠藤からのアドバイスフィットネスビズ兄に訊け!確実に人生が変わっていると思います。 一日というのは「朝」から始まります。だから、ここをどのように過ごすかで一日の質が変わるのは「当たり前」です。例えば、イチロー選手は「打席に入る前」に「ルーチン」が上がるわけです。 これとまったく同じ理屈で、朝にも「ルーチン」が必要です。朝、「何をやるか」を決めている人は多いと思います。食事をする、新聞を読む、着替えるなど…。しかし、これらA現場たたき上げの以前に参加した勉強会で『朝のルーチンを決めるように』とアドバイスをいただき実践しています。お陰様で一日の質が格段に良くなった気がしています。Q今回のお悩み内容フィットネスの時流を考える これは①~④の象限についてどのようなチャンスがあるかを検討するフレームです。 例えば、「③の新規市場へのアプローチ」の例を見ると自動車メーカーは日本市場よりもアジアやロシア、ブラジルのような経済成長率が高い国々へ販売を強化し、売上成長を実現しています。「②の新規商品・サービス」の事例では、コンビニエンスストアは以前は若年層向けの業態でしたが、現在はシニア世代マーケットを攻略する為に食べ物のパッケージを少量化し需要を拡大した、などが当てはまります。 ではフィットネス業界ではそれぞれの象限でどのようなヒントがあるでしょうか? 2000年代前半まで業界に存在した殆どのビジネスモデルは、初期投資額が数億円規模と大きく結果的に売上=集客数を大きくする必要があり、すなわち人口集積地の都市部でしか存在するモデルしかありませんでした。 また、商品・サービスは健常者向けしかも運動好きな人々向けに偏り、結果的にそれ以上の市場を拡大する機会を作れていませんでした。 但し、視座を上述のフレームにあてはめてみるとたくさんの市場可能性があるのがわかります。 市場可能性という面で見ると、顧客層では後期高齢者市場や運動好きではないが運動が必要な層、苦手な層など。提供場所では、海外、日本の人口が少ないエリア、オンライン上…など。 商品サービスの可能性では器具を使わない、施設を使わない、運動以外の健康美容サービス、トレーニングメソッドなど幾つかのヒントやアイディアが生まれますね。 このように幾つかキーワードや新しい軸を出してから組み合わせてみると新しい機会が出来ると思います。 普段このようなヘッドワークをやっておくと必要な時に引き出せるようになります。 ではまた次回に。(株)ティップネス 都心店営業部長1994年(株)レヴァン入社。2001年合併よりティップネス入社。店舗、人事、マーケティング、開発等を経験し現在に至る。ティップネス丸の内スタイル、TIP.X TOKYO等都心店事業を担当。上野和彦Kazuhiko Ueno 連載3回目になりました。「時流を考える」と称して、NEXTとコラボし、当月号の特集テーマの内容について筆者の思う事を(勝手に)コメントします。考えをシェアしてご自身の判断のブラッシュアップにお役立てください。 今月のテーマは、「地域・社会にフィットネスを広げる方法」。 まずはフィットネス事業にだけに限らず、ビジネスを拡げていく為の基本的なフレームワークを確認します。第3回 地域・社会にフィットネスを広げる方法既存商品サービス新規商品サービス既存市場①②新規市場③④2時間」という人は、毎朝8時に自宅を出るとすれば、「6時」に起きなければならないということになります。 「ルーチン」がない人は6時半に起きたり、7時に起きたりします。その結果、「一日の質」を落とします。新聞を読んでいませんとか、朝食が疎かですという人達は皆、このタイプであり、リーダーとしては極めて不適格だと思います。 一方、自分に厳しい人、成長する人というのは、仮に出発時間が8時から7時に早まった場合、5時に起きます。この「考え方」が必要なのです。ちなみに、私は「2時間」です。出発までに「2時間」ないと、「準備不足」になり「いい仕事」ができません。 成長したいのであれば、絶対にこのような考え方をすべきです。 読者の皆さまも読んで終わりでなく、是非、「実践」してください。世に溢れるハウツーの類より、数百倍重要なことだと思います。November,2012 www.fitnessjob.jp47
元のページ