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Businessレッスンで講師を務めるようになり、これなら仕事として成立するかもしれないと考えるようになりました。卒業後も就職活動はせず、ダンスの活動に注力していました」 活動をしているなかで、現在同社のオーナーとなっている豊原博詩さんに出会った。豊原さんは、「ダンサーの地位を向上させるためには会社として活動するほうがよい」と、スタジオを提供してくれた。そして、オフィス・ビ・トライブが誕生した。 オフィス・ビ・トライブ株式会社は「ダンサーの社会的地位向上」を目的に1998年に設立された。竹村繁喜さんは、設立当初から運営に関わり、翌年からは代表取締役を務めている。同社は、京都府を中心にスタジオ12校を構え、ダンススクールやダブルダッチスクールの運営を行っている。 竹村さんがダンスを始めたのは小01大学在学中からダンススクールの講師に学校高学年のころ。ダンスブームに乗ってスクールに通い始め、大学生になるとショーやイベントに出場するようになった。また、それまでバレエやジャズダンスを中心にレッスンを行っていたスクールでヒップホップも取り入れられ始めたことからスクールの講師を務めたり、仲間からの要望でスタジオを借りて自らが主宰してレッスンを行ったりすることもあった。「もともとダンスしか行ってこなかったので将来もダンスで生活したいという思いは漠然ともっていました。Photo:田中大造Dream, My My ビジネスで夢をかなえるguestvol.028ダンサーの社会的地位向上と子どもたちの夢の実現を目指すオフィス・ビ・トライブ株式会社 代表取締役Profile1972年京都府生まれ。小学校からダンスを始める。京都産業大学在学中よりダンススクールの講師を始め、1998年7月に創業メンバーとしてオフィス・ビ・トライブ株式会社を設立。翌年より代表取締役に。2010年に発足した京都ダブルダッチ協会の会長も務める。竹村繁喜さん34November,2012 www.fitnessjob.jp

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