NEXT68
24/68
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-25-1 TEL.03-3725-0071 FAX.03-3723-9206HP: http://www.j-m-f-a.jp E-mail:info@j-m-f-a.jp協会プログラムにご登録に頂き指導することができますマタニティフィットネスのプロになる!小林香織一般社団法人日本マタニティフィットネス協会理事 日本マタニティフィットネス協会の行っている社会貢献の中でも、インストラクターが主導して活躍している例を今回はご紹介します。読者の皆さんも、何かできることが思い浮かぶのではないでしょうか?小林 上原さんは、病院でのママフィット指導を行っていましたが、産後7ヶ月を過ぎたママ達の卒業を余儀なくされている様子をみて、ご自身でスタジオを借りてレッスンをされているんですよね?上原 ママ達の『卒業したらどうする?』という悩みを聞いていて、自分にできるなら・・・と始めたのがきっかけです。運動習慣がついて、自分の身体のことを考えられるようになったママたちに、運動できる場所を提供してあげたいって思ったんです。小林 産後の身体ってすごくダメージを受けているにも関わらず、出産後はお休みがとれない子育てがスタート、やらなきゃいけないことがいっぱい!にも関わらずそんなママに対するサポートが少な過ぎますよね。出産後は赤ちゃんだけじゃなく、本当はママたちにもスポットが当てられなければいけないって思うんです。上原 私も妊娠中はマタニティビクスから初めて、産後はアフタービクスまでやったんです。私が通っていたスタジオは、3歳半まで子ども連れでOKのスタジオでした。運動をした後は爽快感があって、すごく良い気分転換に。そして何より、子どもと一緒に楽しめるのは本当にその時しかないから、色々なところに一緒に行って過ごしたい気持ちが大きかったですね。だから、いまのママ達も同じように感じているなら、そういう場所があるといいなって思いました。小林 最近のママの中には、自分から積極的に動いている方もいっぱいいると思うんですね。でも運動に関しては指導者がいないとできないので、そこが私たちにできること。そのために資格はあるし、勉強をしていかなきゃいけないと思います。今までは、産後のクラス実施のためには資格を取得してから、施設の登録をしていただいていましたが、昨年から、資格を持っていたら誰でもその場を提供できる形に変わってきて、まさにそれを上原さんが実践してくれていますよね。上原 この制度があってこそ、ありがたく指導をさせていただいています。やってみて、自分にはすごく合っているなと感じますね。良い意味で、参加してくれるママ達との距離もすごく近くて、私自身も楽しくて、たくさん学ばせてもらっています。今後は、できればもう1人指導できる人がいてレッスン数を増やしていけるといいかなと思います。小林 その辺の動きの軽快さが個人だと良いですよね。産後のママ資格や学んだ知識を地域のために活かす!の運動は、今しかできないから待ってくれない。行き場のない方々を、施設ではなく一番近いインストラクターが拾っていくっていうのは素晴らしいです! インストラクターの働き方も多様になってきていますが、視点を変えて、自分で何かを作っていくという考えが拡がるといいですよね。これは、産後のママに限らず、更年期などの日常生活を送るのも辛く、遠くに出ようと思わない方にも当てはまるのではないでしょうか?そういう方たちが同じライフステージにいる者同士、コミュニケーションを取ったり、身体を動かせる場所を作ってあげられたら、それは自分の持っている技術が、そこの地域を元気にしたり活性化させるパワーになるんじゃないかなと思います。上原 陽子さんマタニティヨガ・ママフィット・ベビービクスなどのレッスンを指導するフリーインストラクター
元のページ