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欧米で根強い人気を誇るサイクルプログラム。日本でも、オアシスやティップネスをはじめ大手チェーンが約15年前に積極導入した後、一度その動きは収束したものの、ここ数年再びサイクルプログラムが復活する動きが見られている。15年前は専用スタジオを常設するクラブは少なかったが、ティップネスでは2011年から「ティップ.クロス TOKYO」にリブランドしている渋谷店や新宿店、オアシスでは2012年8月にリニューアルした新宿店で専用スタジオを新設。デジタルサイネージを活用するなどして、新感覚のサイクルエクササイズが楽しめるようにした。スタジオプログラムとは異なる層の顧客にグループエクササイズの効用を提供することを狙う。 グループサイクル専門スタジオも登場してきている。ベンチャーバンクが2012年6月に銀座にオープンした「フィールサイクル」は、クラブをイメージしたダウンライトの照明の中、大音量のクラブミュージックに合わせインストラクターがレッスンを行う新感覚のサウンドフィットネスだ。絞りたいカラダの部位ごとに設計されたプログラムとジャンル別の音楽をかけ合わせ、豊富なレッスンと効率の良い全身運動を提供する。レッスン30分前までWEB 予約が可能で、多忙なビジネスパーソンにも対応。従来のフィットネススタジオのイメージを刷新するようなファッション性とエンターテインメント性の高いNYスタイルで、若年層にも積極的にアピールする。サイクルプログラム、復活の兆し04 ルネサンスではグループエクササイズの自社開発も積極的に進めており、現在ビヨンドシリーズ6種類、シグマシリーズ2種類を展開している。このオリジナルプログラムの集客力も高まってきている。その背景には、これまでに同社のオリジナルプログラムを習得し担当してきたスタッフやインストラクターが、その経験をすぐに新プログラムでも活用できる環境が整ってきたことが関係していると分析する。例えば、この7月に導入した「マーシャルアクア」プログラムは、スタジオで2002年から提供してきている「ビヨンドマーシャル」の派生プログラム2008年導入「ビヨンドマーシャルラウンド5」をプール用にアレンジしたもの。インストラクターはスタジオで提供してきたコリオやリードなどの指導技術に加え、水中運動の特徴やアクア特有の指導法を学ぶだけで、すぐにクオリティの高いレッスンが提供できることになる。同社では、今後も既存のオリジナルプログラムから、市場のニーズに合わせて新プログラムを開発することで、よりタイムリーにそのニーズに応えられるプログラム展開が可能になると期待している。派生プログラムの可能性05オアシス Rスタジオフィールサイクルティップ.クロスTOKYO スピニング専用スタジオ18October,2012 www.fitnessjob.jp
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