NEXT65
28/60

28August,2011 www.fitnessjob.jp世界標準の最新キッズ・プログラムダンスのスキル習得に必要な体力づくりができる楽と振付がセットのプレコリオグラフィーだが、アレンジ可能な自由度の高さが特徴だ。その日本支部として、2005年12月にラディカルフィットネス・ジャパンが設立された。運営母体の株式会社プライムエデュケーション代表酒井東吾さんは、ラディカルフィットネスの魅力をこう語る。 「ラディカルフィットネスは、お客さまの状況やクラブの要件に合わせて、インストラクターがプログラムや振付を一定のルールに則って変化させることができます。したがってインストラクターの能力によってレッスンの質が左右されるので教育を重要視しています。インストラクターがレッスンの条件を判断しながら技術を発揮していけるのが魅力だと思います」。 RADKIDZ®は、遊びの要素を通じ、段階的に発育・発達できるように開発されている。小児科医のサポートのもと、チャイルドヘルスケア分野の身体教育スぺシャリストも開発に関わり、最先端の健康サービスとしても評価されている。世界標準のプログラムRADKIDZ®で、日本の状況に一石を投じる。 「日本の子どものプログラムにおいて、ダンスや空手など、人に披露して成果を見せるものは、スキルが重要になります。その様な状況を鑑みて、当初は日本からアルゼンチンに、格闘技系プログラム・ファイドウやメガダンスというダンスプログラムの、子ども版の制作をお願いしました。マーケティングの観点からも、スキルを磨くものが導入しやすいと思ったのです。しかし世界規模では子どもの基礎体力を作るものが中心で、日本のように子どもをダンスやスイミングのスクールに通わせ、固有の技術を習得させることは少ない。結果的に、楽しみながら総合的な体力づくりをするRADKIDZ®が開発されました。基礎体力を補うプログラムは、親にとっても成果が見えにくく、日本では受け入れられにくいものでした。しかし最近は、怪我をする子や、ダンスのレッスン等でも(体力不足による)障害が出てきているので、もっと重要視されてくるでしょう」 RADKIDZ®の対象年齢は4歳〜12歳。年齢が上がるにつれて複雑で強度の高い内容になり、プログラムを段階的に調整できる。1曲目「Get Started(ウォーミングアップ)」から10曲目「Chill Out(リラックス・クールダウン)」まで、各曲にテーマがある。独自のクラスフォーマットで構築されている(フィットネス=有酸素運動、スポーツ=ルール・競争意識、ゲーム=創造性・自主的)ため、コーディネーション・トレーニング的な要素も含まれている。遊びを重視した独自のクラスフォーマットで基礎体力を養う ダンスのスキル習得のためには、前提となる基礎体力の養成が欠かせない。そのために最適なキッズ・プログラムRADKIDZ®が、ラディカルフィットネスから登場する。アルゼンチンで2004年に生まれたラディカルフィットネスは、IMF(Intelligent Music Format=音源、振付、教育システムのパッケージフォーマット)と呼ばれる独創的なフィットネスプログラムを世界各国(欧米諸国や南米、オーストラリア、日本など)に発信している。創立者のレイバス夫妻は、大手フィットネスプログラム開発企業等へ格闘技系コリオグラフィーを提供してきた実績を持つ。プログラムは全て、音①Get Started(ウォーミングアップ)②Move Your Joints(関節を動かす)③Play With The Sounds(音と遊ぶ)④Time To Dance(ダンス)⑤Stay Flexible(ストレッチ)⑥Let's Fight(レッツファイト)⑦Group Fun(グループゲーム)⑧Dance & Learn(ダンスで遊ぶ)⑨The Challenge(サーキットワーク)⑩Chill Out(リラックス・クールダウン)資格取得の認定トレーニングは三日間で、受講資格の制限はない。最終日に子どもを入れた実習があり、子どものプログラムを体験したことがなくても、クラスが実施できるレベルに到達できる※詳しくは事務局まで株式会社プライムエデュケーション ラディカルフィットネス・ジャパン事務局〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-11-3 中銀日本橋マンシオン1FTEL : 03-6410-7990 E-mail : info@prime-e.jp HP : http://prime-e.jpクラス構成 「クラスは高学年と低学年に大きく分ける予定です。10曲それぞれにテーマがあり、音楽の種類も全て違います。年間4回の提供で、構成・テーマは毎回同じ、音楽と振付が変わります。簡単なゲーム、国の名前を当てるクイズ、動物の真似をする遊びなど、調教的なメソッドも散りばめてあります。「Let‘s Fight(レッツファイト)」という格闘技のパートや、子ども版サーキットトレーニングのようなものもありますが、あくまでも遊び。30分〜60分の幅で飽きずにできるプログラムになっています。フィットネスクラブはもちろん、幼稚園や学校にも取り入れていただきたい。スポーツで競技をされているお子さんにも、基礎トレーニングとして活用してほしいですね。基本的な体力や動作が不足していると、本格的なスキルを習得する時に、身体に無理がかかったり、怪我の危険性もあります。スキルも伸びません。従来の教育システムや指導とは違う、基礎を作るRADKIDZ®の重要性を実際に感じてほしいですね。今後は、子ども向けのダンスやマーシャル、ファンクショナルトレーニングなどの単品ものも開発していきたいと考えています」ラドキッズprogramお話を聞いた方酒井東吾さん株式会社プライムエデュケーション代表取締役。ラディカルフィットネス・ジャパン代表。フィットネスクラブ運営、マシン輸入販売に携わった後、2007年に株式会社プライムエデュケーション設立。フィットネスプログラムのライセンス販売、インストラクター教育を手掛ける。ジュニアダンス大研究

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です