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概要：
FUNCTIONA理解できれば、あとは自分の強みを活かしてエクササイズを選んでいけばいいのです。エアロビクスやヨガのインストラクターであれば、数ある動きやポーズを指導する際に、アプローチしたい関節や動きに着目....

FUNCTIONA理解できれば、あとは自分の強みを活かしてエクササイズを選んでいけばいいのです。エアロビクスやヨガのインストラクターであれば、数ある動きやポーズを指導する際に、アプローチしたい関節や動きに着目することで、適切なインストラクションが可能となります。ウェイトトレーニングや加圧トレーニングなどでも、クライアントが意識して、動きの改善を目的に行えば、すべてファンクショナルトレーニングになるのです。逆に、いくらファンクショナルトレーニングの5原則にあるような、複数の関節を連動させて、3面運動を行なっても、それがその人の“動ける身体”に近づくためのトレーニングとして意識されていなければ、ファンクショナルトレーニングとは言えないのです。動きをつくって、市場を広げる日本では、これまでのフィットネス業界の急成長の中で、多くの方々にフィットネスに親しんでいただこうと、マシンの使い方や、ヨガのポーズ、エアロビクスやダンスの動きを教えることが優先されてきました。その分、トレーナーやインストラクターにとっても、人それぞれの身体の仕組みや違いを学ぶ機会が少なくなっていたかもしれません。人の身体の仕組みを学ぶことで、これまで提供してきたトレーニングを、すぐにファンクショナルトレーニングとして提供することができます。お客様がマシンの動きに合わせるのではなく、お客様の身体に合った動きを提供する。その発想の転換が新鈴木岳さんR-body project代表取締役。『ファンクショナルトレーニング』著者の一人であり、『アスレティックボディインバランス』の監修も務めるなど、日本のファンクショナルトレーニングの第一人者。資格は、博士(スポーツ医学)、全米公認アスレティックトレーナー(ATC)、全米公認ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(NSCA-CSCS)、日本体育協会公認アスレティックトレーナー(JASA-AT)、日本トレーニング指導者協会認定上級トレーニング指導者(JATI-AATI)など。のです。そう聞くと、トレーナーとしてファンクショナルトレーニングを提供するには全ての骨の形や筋肉の起止・停止をはじめ、動きに伴う骨と筋肉の動きを熟知しなければならず、勉強中の方は気が遠くなってしまうかもしれません。そんな時は、まずこのファンクショナルテストの動作を研究することがその第一歩となるかもしれません。このテストは日本人の姿勢や動きのクセを見やすいものとして選んだ動きですので、その動きが適切にできるための各関節の動きを知り、その動きを改善するためのエクササイズを提供することができれば、そのトレーニングはまさにファンクショナルトレーニングになります。ファンクショナルトレーニングで強みを活かす身体の仕組みが理解できて、改善すべき関節の動きのつくり方がたなマーケットを作り出しているのです。これまで筋肉が発達するなどのトレーニング効果が得られるまで3ヶ月と言われていました。ファンクショナルトレーニングではその日から効果が実感できるエクササイズもあります。関節の動かし方や姿勢を少し意識するだけで、その日から楽に動けることが実感でき、本人が意識を持って実践すれば2週間程度で動きの習慣も変わっていきます。ファンクショナルトレーニングを採り入れることで、トレーニング成果も感じていただきやすくなるわけです。このように、ファンクショナルトレーニングはフィットネスの継続を促し、参加人口を増やすことにも繋がります。その鍵は、我々トレーナー・インストラクターが握っているのです。日本にもファンクショナルトレーニングの考え方が根づくことで、フィットネスの価値や必要性をより多くの方に感じていただくことができ、フィットネス業界の発展にも寄与できる可能性を秘めているのです。ファンクショナルトレーニングとは?section 1March,2012 www.fitnessjob.jp11