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18January,2012 www.fitnessjob.jp今年最も注目したことは?吉田今年注目したのは、イージートーンです。クライアントさんでも興味を持っている方が多く、実際に街で履いている人も増えました。「日常生活でエクササ....
18January,2012 www.fitnessjob.jp今年最も注目したことは?吉田今年注目したのは、イージートーンです。クライアントさんでも興味を持っている方が多く、実際に街で履いている人も増えました。「日常生活でエクササイズが実践できる」という手軽さがうけたのだと思います。でもそれだけ多くの人がエクササイズの必要性を感じていたということだと思います。鈴木そうですよね。樫木裕美さんの『カーヴィーダンス』も、200万冊以上を売り上げる超ヒットになった。樫木さんが、40歳代後半になっても体型を維持しているのは努力の賜物だと思います。そして伝え方や、見せ方にも感服です。自分が持っているものをいかに伝えるかで、トレーナーも多くの人の注目を集めることができることが証明されました。樫木さんはテレビの「情熱大陸」で紹介されるほど。その他にも今年は、トレーナーの松井薫さんが「徹子の部屋」に出たり、中野ジェームス修一さんが「ソロモン流」に出たり、メディアでトレーナー自身にスポットが当たることも多くありました。また、トレーナー業界で注目したのはフェイスブックやツイッターなどソーシャルメディアの浸透です。ちょうど今年1月に映画「ソーシャル・ネットワーク」が公開になったり、NEXTでも3月号でソーシャルメディアの特集をされていましたが、トレーナー・インストラクターでも活用する人がこの1年で格段に増えました。それによってセミナー情報が共有されやすくなって、勉強会やセミナーなど情報共有できるリアルの場も増えましたよね。小田島私が注目したのは、ランニングブームが関西にも来たことです。今年は「大阪マラソン」「神戸マラソン」「京都マラソン」「奈良マラソン」と大きな大会がいっきに増えました。お祭り好きな関西人の気質もあって、トレーニングしていなくてもノリで申し込んだ人も多く、クライアントさんからも「当選したんやけど、どうしたらええの?」と相談されることもありました。抽選で漏れても、ランニングやウォーキングに興味を持って、始める人、続ける人も増えていると感じます。鈴木フルマラソンを走ることが一般化して、トレーナーとしても「走っておかないと」という状況になってきましたよね。今年は3・11の東日本大震災で、社会も大きく変わりました。印象に残っていることは?鈴木1000年に1度の確率と言われていますが、誰もどうしていいか分からない中で、みんなが「少しでもにギャップがありました。ファンクショナルトレーニングやピラティスは、その真ん中に位置するものだと考えています。動きの質を高めるというトレーニングを好むクライアントもいますので、ピラティスやファンクショナルトレーニングがパーソナルトレーニングを受ける方の入口を広げる事となっていきます。ただ課題は、ファンクショナルトレーニングもピラティスも、一般の方にとっては分かりにくいし、地味なこと。そこで、益々トレーナーの伝える力や、レッスン中のトレーニングをチョイスする能力が問われるようになると思います。また、入口はファンクショナルトレーニングやピラティスでも、クライアントによっては通常の筋力トレーニングでのアウターマッスルの強化も必要になる場合もある。いかに効率よく導けるかがトレーナーの腕の見せ所になると思います。小田島脳科学も進んできていて、ルネサンスさんが取り組んでいるシナプソロジーは、脳を切り口にエクササイズする人を増やそうと開発されたもの。エクササイズの入口は2012年もまだまだ増えそうですね。吉田私が注目しているのは「裸足」機能や足裏感覚です。これもファンクショナルトレーニングが注目されている一環ですが、足裏感覚や裸足の機能を高められるシューズが2011年の後半から新発売されています。私はビブラム社(イタリア)のシューズをウェイトトレーニングの時に使っていますが、アディダスのアディピュアなど、デザイン性にも優れたものも出てきていて、今後さらに多様化すると思います。ただ、裸足機能を優先するシューズは、それだけ足が不安定性や衝撃などの危険にさらされることになりますので、長時間のマラソンなどには不向きなど、正しく選ぶ必要が出てきます。トレーニングシューズも目的別に選べる時代。トレーナーとしてクライアントや一般生活者の方々に、正しいシューズ選びを啓発していくことも大切や役割になると思います。鈴木情報の共有も、益々活発化しそうですよね。スマートフォンやタブレットも浸透して、Wifi環境も整ったことで、動画や画像での情報共有も益々進んでいくと思います。トレーナーとしては、これまで伝えにくかった動きを伝えやすい環境が整ってきているということ。ソーシャルメディアを活用したコミュニケーション能力も問われるようになっていきます。フィットネスのプロフェッショナルとしての情報発信力を高めることも、フィットネス人口を増やすことに繋がると思います。5本指シューズ裸足機能や裸足感覚を高められるシューズも多様化してきている受賞者が注目した