『月刊NEXT』 No.50
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▶ポイント•拮抗筋収縮いきなり脚を取りに行くのではなく、事前に十分に拮抗筋である股関節屈筋群を収縮させる。•ハムストリングスが硬い場合軸足の膝関節を屈曲させる。▶留意点1. ライトポジションキャッチの際、僧帽筋を力まないようにする。2.トリックモーション(代償動作)に屈曲すると、軸足の股間節が外旋することがある(=爪先を外に向けない)。BiologicalStretchバイオロジカル ストレッチS.Dream有限会社代表、NESTA JAPAN理事、太田情報専門学校講師。「Drive your HEART&BODY」をテーマにパーソナルトレーナー、チームコーチ、クラブスーパーバイザー、メーカーコンサルタント活動中。雑誌、DVD、TVCM出演多数。Profi le 木内周史 皆さんこんにちは!気が付けば今年も中盤に差し掛かり、夏に向けてトレーニングやシェイプアップに励む方も増えてきたのではないでしょうか。私は、今年も鍛えた身体をビーチで披露できずに終わるのではないかと今からヒヤヒヤしています(笑) さて、今回は「ハムストリングスのストレッチ」(通称)の代表格「ストレートレッグレイズ(SLR)」です。 前回までにご紹介したストレッチング同様、伸ばしたい部分を意識させないため「~筋のストレッチ」という呼び方はしません。ストレッチしたい筋を事前に言うことによって中枢神経が運動神経(motor neuron)を刺激し、伸ばしたい筋に意識が喚起することで逆に収縮が促されるからです。すると、本来の目的である「伸ばしたい筋肉を伸ばすこと」を阻害するだけでなく、伸ばしたい筋の収縮を亢進するマイナスの効果さえあるのです。 よって、今回もこのストレッチをインストラクションする際に「ハムストリングス」というキーワードは使いません。 伸ばしたい筋肉の名前やその部位を闇雲に連呼し、その部位を意識させることは、中枢神経系から末梢神経系への刺激を促し、伸ばしたい筋の収縮を亢進しますから、マイナスの効果があることを意味しています。 実際のインストラクションでは、簡潔でわかりやすい表現にプラスして「股関節からグ~っと脚を持ちあげましょう」というように、伸ばしたい筋以外の部位を少しずつ織り交ぜていくと良いでしょう。是非、オリジナルの表現を開拓してみてください。▶手順1. ストレートレッグレイズ(SLR)呼気とともに股関節屈筋群を収縮させ、股関節を十分に屈曲させる。「仰向けで両脚を伸ばし、片脚を持ち上げます。」2.キャッチ呼気とともに両手で脚の無理のない位置を固定する。「出来るだけ膝を伸ばした状態のまま両手で脚を掴みます。」3. フレックス呼気とともに足関節を屈曲させ、腓腹筋の伸張を促す。「そのままゆっくりつま先を自分の方に引きつけましょう。」vol.6ストレートレッグレイズます。♥マジック3大成功した時 子どもは、毎日、小さなチャレンジを繰り返して、成長していきます。(大人もそうだと思いますが…)そのチャレンジが成功した時には、満面の笑みで「できたね!」(承認)「すごいね!やったね!」(称賛)の「あったかい言葉」のシャワーを!ハイタッチや抱きしめるなどのアクションを起こします!「あったかい言葉」のシャワーは、子どものことを愛情込めてよく観る事がベースにあります。私も、ますます子ども達を良く観て、見つめていこうと思います。 子どもの心を育むのは、言葉といわれます。まだ言葉が出始める前の、指さし行動に対する周囲の大人の相槌であったり、子どもからの問いかけに個々に応じる会話であったり、時には、温かい眼差しの中で、シャワーのように降り注がれる「あったかい言葉」であったり…。大人のコミュニケーションスキルの重要ポイントに「承認」が挙げられますが、命への尊さ、生まれてきたことへの自信(自尊感情)が育まれる子ども時代には、「あったかい言葉」のシャワーは、成長のための必須栄養素の一つと言えるでしょう。♥マジック1頑張っている時 頑張っている子どもの姿を見ると、眩しいな!胸がキュンとなります!そんな時には「頑張ってるんだね!」(承認)の「あったかい言葉」上田泰子YASUKO UEDAProfi le日本体育大学女子短期大学卒業。1988年ジャパンカップ女子シングル優勝。日本体育大学体操競技部コーチ、日本大学 非常勤講師などを経て、現在OKJエアロビックファミリー代表。http://homepage3.nifty.com/okj/ 親子・子どもフットネスの楽しさ倍増♡魔法の言葉♡のシャワーを!つい言いたくなる「もっと頑張れ!」は、まだ、足りないですよ!という事になってしまいます。頑張っている様子を認められた子供は自信をもち、もっとチャレンジしたいという意欲がわき出てくると感じます。♥マジック2困っている時 子どもがママと離れる事やお友達との事、チャレンジする体操の事など、困ったな?という場面に出会うことはしばしばあります。その時にも、まずは、「ママとバイバイ、するの寂しいの?」(承認)「でも、大丈夫。先生やお友達が一緒にいるから。ママは、待っていてくれるからね。」(激励)の「あったかい言葉」のシャワーを!まずは、困っていることを認めてあげる。そして、その解決方法を提案して励ます。この小さな困難を乗り越えることは、子どもたちの大きな力となっていき本シリーズは、今回で終了です。各地での講習会で、私の子どもへの言語指導を「上田マジック」とおっしゃって下さる方がいらして、このネーミングになりました。この魔法は、特別なものではなく、子どもや子育て家族をよく観察し、肯定的な心で見つめていると自然に溢れだすものなのです。ご愛読ありがとうございました。次のシリーズでお目にかかりましょう!「あったかい言葉」のシャワー第6回ママとベビーマッサージ練習子育てママに効くフィットネスを!泰子先生の脚の上でバランス成功!May,2011 www.fitnessjob.jp45

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