『月刊NEXT』 No.50
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May,2011 www.fitnessjob.jp372010年NEXTインストラクター・オブ・ザ・イヤー最優秀賞の櫻井淳子さんが経営するピラティスボディスタジオでは、「東海地震かつ海沿いの地域としてこの度の大災害は他人事とは思えず、できることから活動を」とチャリティレッスンを実施。1回500円で、毎月数回開催開催している。収益金は復興支援に寄付する。埼玉県在住の溝口勇児さんは、ファンドレイジング・サイト「JustGiving Japan」を利用しピースウィンズ・ジャパンへの寄付活動を始めた。フィットネスクラブ広尾さん、エスフォルタ岩切誠さん、テクノジム・ジャパン竹端秀海さんらと共にTeamFitnessとして登録。4月11日現在、参加102件、総額102万8500円を集めている。避難施設で、運動不足からエコノミー症候群になる方もいると報道されている。そんな中立ち上がったのが東京の一般社団法人日本エアボード協会と販売元の株式会社プロスパー。要望に応じ、輸送から設置まですべて無償で行う。現地ボランティアと相談しつつ共同作業。また賛同する企業や個人には各自購入してもらった後、責任を持って宮城県の施設へ届ける活動を行っている。節電の気運が高まる中、キャンドルヨガでのチャリティレッスンが行われた。キャンドルの香りとソフトな雰囲気で参加者も日常の不安感が癒され、レッスンに参加することで募金ができると喜びの声も多数寄せられた。参加者からの参加費65,401円は、東日本大震災の義援金として、全額日本赤十字社に寄付した。幅広い年代が手軽に使えるアイテム。バランス感覚を養ったり、体幹を鍛えるのに効果。「JAFA FITNESS FORUM 2011 in KANSAI」開催中、関西の40名のインストラクターが有志でそれぞれの想いを抱え集合。「自分たちにできることは何か」を問う活発なディスカッションが行われた。支援のためにできることを確認し合い、チャリティなどで得た義援金の行方を明確にすることなど、様々な議題について意見を交換し合った。ヨガを通して社会に貢献したい、その思いの結集としてチャリティブックを制作し、売り上げを義援金や被災地の支援金へあてるプロジェクトを東京在住の橋村伸也さんが実施。被災された方の笑顔や安らぎの一助になることを目指し、世界中の著名なヨギー&ヨギーニの文章を集めたブックをスマートフォンなどのアプリとして配信していく。4月中旬app storeにて先行配信予定。ピラティスレッスンでチャリティ支援団体への寄付活動をWEBで実施エコノミー症候群防止と子供たちの運動不足解消のためにやさしいキャンドルの光と香りの中で情報共有、発信のために立ち上がったヨガの力を通じて支援チャリティピラティスレッスン毎月数回開催(静岡県) 主催 PILATES BODY Studioさんピースウィンズ・ジャパンへの寄付3月13日(日)~ JustGiving Japan 主催 TeamFitnessさんニューエアボードを避難所へ無償設置主催 一般社団法人 日本エアボード協会さんキャンドルヨガチャリティレッスン4月9日(土)主催 アップフォーヨガさん関西フィットネス支援チームを結成3月25日(金) ベイコム総合体育館(兵庫)取りまとめ役 梅田陽子さん尾陰由美子さんチャリティブックYOGA WITH YOU3月28日(月)~ チャリティブック(デジタルアプリ)配信主催 YOGA WITH YOU 橋村伸也さん♥CASE 04♥CASE 06♥CASE 08♥CASE 05♥CASE 07♥CASE 09(上)JustGiving JapanのTeamFitnessのページ【http://justgiving.jp/c/1645】(下)ピースウィンズ・ジャパンは支援活動を行うNGO。4~5名ずつのチームに分かれミーティング後、アイデアや意見が全員にシェアされた。みんなの想いは熱く真剣だった。

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