『月刊NEXT』 No.49
29/53

事前に山村さんがCLAPチームを中心に、インストラクターからCLAPシューズに期待することをリサーチ。そこで特に重視されたのは「軽さ」と「フィット感」。インストラクターからの声をベースに、必要機能の確認が行われた。次にCLAPブランドをシューズでどう表現していくかの検討に入る。CLAPがライフスタイルを提案するブランドであることから、当初はスニーカーに近いデザインも。そこから、機能面とデザイン面の取捨選択が行われ、第1弾サンプルのデザインを決定。シューズの設計は台湾、工場は中国にあり、ともにナショナルブランドを手がけている。制作工程なども確認しながら、希望の機能とデザインを兼ね備えたサンプル品が制作される。特にソールの機能・デザインの修正は難しいため、念入りに進められる。CLAPブランド立ち上げから15年間、CLAPとともに歩み、CLAPを育ててきた山村正和さんにCLAPシューズへの思いを聞きました! CLAPブランドは、1996年に生まれました。当時はフィットネスブーム。多くのフィットネスウェアが売り上げを伸ばす中で、我々も何か時代の先端を行くような格好いいブランドを提案したいと考え、始めたのがCLAPです。ただ、当初はそれほど気合いを入れていたわけでなく、「カリフォルニアの匂いのするものをつくろう」と、スウェットにCLAPロゴをつけるだけのところからのスタートでした。そんなこともあり、CLAPはフィットネスウェアに留まらず、様々な商品を提案してきています。Tシャツやバッグ、デニムやサングラス、レザージャケットやシープスキンブーツなんかまでつくっているのご存知でしたか? そんなCLAPがトータルブランドになるために、どうしても欲しかったのが、シューズです。私自身スニーカーおたくで、レアなスニーカーをコレクションしているほど。いつかCLAPシューズを作りたいとずっと思ってきました。 今回、縁あって、シューズの開発にも豊富な経験のあるIFA株式会社に協力を得ることができ、思い切って長年の思いを実現しようと着手しました。IFA株式会社は、数々のカジュアルシューズブランドも手掛けています。CLAPはフィットネスだけでなく格好いいライフスタイルも提案したい。そんな自分の思いが実現できると感じています。CLAPシューズは、シューズの機能だけでなく、明日CLAPシューズを履こうとシューズを手にするだけでわくわくするような、「履いてても気持ちいい、持ってるだけでも気持ちいい。」そんなシューズにしたいと思います。SpecialReportNEXT編集部が密着取材!2011年夏、待望のCLAPシューズ、新登場!!NEXTがCLAPシューズ誕生までを密着取材!NEXT4月号を編集している今、第3弾サンプルをCLAPチームメンバーが、レッスンで試着中。これから発売まで、インストラクターの生の声を反映する改良が加えられていきます。CLAPシューズ誕生まで、これまでとこれからをNEXTが密着取材。今回は、これまでの開発秘話をご紹介します!CLAPシューズ生みの親は、こちら!有限会社スタイルバイクCLAPブランドマネジャー山村正和さんTheMaking Of clap shoesシューズの開発はこんな風に進んでいく!5月打ち合わせ7〜9月サンプルシューズ制作6月デザインラフおこし

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です