『月刊NEXT』 No.49
23/53

産後のママが運動不足 厚生労働省の調査、女性の年代別運動習慣について、妊娠・出産をする年代の女性を見てみると20代30代の運動習慣を持っている女性が一番低く運動不足の傾向にあることが分かります。産後は育児など環境の変化からさらに自分に時間を割くことは難しいようですね。最近はフィットネスクラブなどでも赤ちゃんを連れて参加できる産後のエクササイズ導入の相談が協会によく寄せられるのですが、産婦人科はもとより小児科などの病院やクリニックも注目しているようです。ママフィットとは ママフィットは産後の体力回復、体型改善、機能回復、乳汁分泌促進などを目的としたプログラムですが、赤ちゃん同室での参加、ママだけの参加、運動を本格的にできる環境が整わない場合の実施、忙しいママに合わせた短時間での提供など、様々な状況に対応できるプログラムです。基本的なレッスンは次のような流れになっているので紹介しましょう。ペリネフィット (骨盤底筋群) ▼ウェルバランスフィット(ほぐし・強化・気づき) ▼コアフィット(調整・バランス・コア)▼ アフタービクス(有酸素運動・抗重力筋)▼リラクセーション(ほぐし・リラックス) 産後は妊娠中の影響や出産による体のダメージ、育児動作による体の使い方の偏りによって、筋力・柔軟性の低下、骨盤周囲の歪みなどが起こります。産後の不定愁訴の原因も筋力低下による場合や柔軟性の欠如に問題があるなど様々で、それらの予防・改善や良い姿勢、体型改善のためには柔軟性、筋力、調整力の向上等様々な面からエクササイズを行うことが重要です。ママフィットは柔軟性向上と筋力向上のための動きをバランスよくプログラミングした特別なプログラムなのです。 最近はエクササイズプログラムも目的によって細分化されていますが、産後のママのためというターゲットを絞ったプログラムですのでその特徴は際立って面白いと思います。一般のレッスンを指導している方も知っていて役に立つ内容ですとともに頑張ってきたいです。3月に新しくなったエクササイズプログラム『ママフィット』のコンセプトは産後に適合(=フィット)した運動(=フィットネス)ママの体にフィットするフィットネス・プログラム『ママフィット』資格取得・講習会・勉強会・施設登録に関するお問い合わせは協会までTEL.03-3725-0071 FAX.03-3723-9206〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-25-1 HP: http://www.j-m-f-a.jp E-mail info@j-m-f-a.jp認定インストラクターは全国約500ヶ所以上の施設で活躍しています協会プログラムにご登録に頂いた施設で指導することができますマタニティフィットネスのプロになる!小林香織一般社団法人日本マタニティフィットネス協会理事 山口真澄・日本マタニティフィットネス協会 ディレクター・ママフィット スペシャルインストラクター・スポーツエアロビック・ エムズリンク神奈川代表岡嵜悦子・日本マタニティフィットネス協会 ゴールドインストラクター・ママフィットスペシャル インストラクター産後のママにとって、体型を元に戻したい!いつまでも若々しくいたい!と思うのは共通した願望だと思います。綺麗な姿勢を作り、筋肉を落とさずに、体脂肪を減らす。バージョンアップしたママフィットのプログラムは、それらすべての願望に応えられる内容だと思います。そして、何と言っても、レッスンが気持ちいい!!次のレッスンが待ち遠しい!!そんな風に思っていただける内容だと思います。一人でも多くのママに、この素晴らしいプログラム、「ママフィット」を体験して頂けるよう、講習会では理論と実技を分かりやすく解説し、すぐに実践で役立つポイントもご指導します。3月から新たにスタートしたママフィットプログラムの内容は、体型を変えたい、育児による疲労回復など様々なママ達のニーズに応える事が出来る素晴らしいプログラムです。また指導者にとっても、指導する環境や状況に合わせ提供できるスタイルは産後プログラムの導入に向けて新たな可能性を見いだしてくれるのではないでしょうか。妊娠中から産後もそれぞれに応じた運動をする事が重要なことは明白です。皆さんの環境に合わせて産後のプログラムを提供しやすく、効果の高い充実した内容のママフィット。その方法を一緒に学び、産後のママの喜びを増やしましょう。ママフィット認定講習会を指導するインストラクターからのメッセージ

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です