『月刊NEXT』 No.47
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目標ヨガを伝えることに真摯に向き合う将来の夢 小さい子からお年寄りまで、ライフスタイルに寄り添うようにヨガを紹介したい2011年のyoga會田紘子さんてんびん座 AB型 フリーインストラクター和裁士から、ロハスインターナショナルのヨガインストラクター養成コースを経て、2009年ハタヨガインストラクターとしてデビュー。 着物を縫う和裁士からヨガインストラクターに転身した會田さん。そのきっかけは、崩れかけていた心のバランスを、ヨガを続けることで取り戻したことだった。 「和裁の仕事は、一人で集中して黙々と進める仕事。仕事に専念しているうちに、頑張り過ぎていることにも気づかなくなって、それが体調の崩れとして出始めたときにヨガに出会いました。ヨガをするごとに心が開かれる実感があって、心がバランスを取り戻すことで、身体の調子も良くなっていったんです。その心と身体の響きを多くの人とシェアしたいと思い始めて、養成コースで学ぶことを決めました」 2009年から、ロハスインターナショナルのベーシックコースからスタートし、マタニティクラス、アヌサラヨガ、セラピューティック・トレーニングコースへと、ヨガの神髄に近づこうと、様々なアプローチを学んでいった。 教わるだけでなく、伝えることからも多くのことを学べるという會田さん。 「それまでは一人の仕事だったので、人前に立つことに慣れるまでに時間がかかりました。デビュー直前は、食事も喉を通らず、夢にまで見るほど。家族や友達にも生徒役になって貰って、とにかく練習しました。そんな私を見守ってくれたり、練習につきあってくれた養成コースの仲間にも本当に感謝しています。レッスンをするようになってからは、ヨガの教えである『全てのものが、そのままで完璧で美しい』ということが、本当に理解できるようになりました。参加者の方々も、素敵な方ばかり」 2011年の目標は、「ヨガを伝えることに真摯に向き合うこと」。ポーズの背景にある思想や目的への理解を深めて、マットでできることをマットの外、つまり日常生活でもできるように導けることを目指す。ヨガを伝えることも、ヨガを学ぶことに繋がると、指導にも熱が入る。「将来は、小さい子からお年寄りまで、それぞれのライフスタイルに寄り添った形でヨガを紹介していきたいです。そのために、まずは流派を固定することなく、ヨガを広く学んでいきたいと思います。年明けはインドに40日間滞在して、シバナンダヨガのティーチャートレーニングを受けてきます!」NEW FACE FILE 05February,2011 www.fitnessjob.jp13
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