『月刊NEXT』 No.46
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方向へ進むべく立ち上げと同時に行動を開始する。まず取り掛かったのは、内装や機器の刷新だった。そのために、自身の貯金も切り崩したが、進むと決めた安田さんには迷いはなかった。 また、このころ厚生省(現・厚生労働省)認定の指定運動療法施設がシステム化されることが決まったため、認定基準をクリアするために力を尽くした。同施設として認定されるためには、厚生労働大臣認定健康増進施設であること、提携医療機関担当医が日本医師会認定健康スポーツ医であること、健康運動指導士・健康運動実践指導者の配置、救急救 現在は指定運動療法施設に認定されている、神奈川県横浜市にあるエルグ・フィットネスクラブ。同施設は、1999年の4月まで大津スイミングクラブと共同で経営されていた。現在同クラブの代表取締役を努める安田高常さんは、もともと同施設でインストラクターとして働いており、各種コンディショニング方法を駆使して、「結果を出す」ことを目的としたトレーニングやリハビリテーション指導をするかたわら、スイ01会社独立から指定運動療法施設認定へミングコーチも務めていた。1999年に、スイミングとフィットネスを再編成した独立採算制をとることになり、オーナーの希望で安田さんがフィットネスの代表を務めることになった。「経営者になるとはそれまで考えたこともなく、何も準備もしていなかったのですが、話をいただいて有限会社エルグ・ジャパンとして立ち上げることにしました。既存の会員さまと施設を引き継いでのスタートでしたので、幸運に恵まれたありがたい話でした」 当時から、安田さんには理想とするクラブのビジョンがあり、目指すProfilePhotos:長塚 健Dream, BusinessMy My ビジネスで夢をかなえる安田嵩常さんguestvol.017お客さまが結果を出すためのフィットネスクラブを経営有限会社エルグ・ジャパン 代表取締役社長『生き方』『働き方』(稲盛和夫)、『道をひらく』(松下幸之助)、『論語と算盤』(渋沢栄一)などは、安田さんの生き方や経営理念の指針である書籍。Recomend1962年東京都生まれ。幼いころから武道(空手・柔道)に親しみ、学生時代はウェイトトレーニング全般を行う。自身のオーバートレーニングに伴う怪我と故障から医科学的根拠に基づいた医療とトレーニングの融合を考え、運動生理学・トレーニング科学・スポーツ医学、機能解剖学等について知識と実践を深める。1999年に有限会社エルグ・ジャパンを立ち上げ、エルグ・フィットネスクラブを継承運営。柔道整復師、JHCA日本ホリスティックコンディショニング協会理事、キネシオテーピング協会講師、ドイツ徒手医学会マニュアルセラピスト、JATI—AATI、JATAC-ATC、健康運動指導士、横山式筋二点療法講師などを務める。24January,2011 www.fitnessjob.jp
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