『月刊NEXT』 No.44
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&インストラクターにとって赤ちゃんとママは“お客さま”。ではインストラクターがママ・パパになったら?きっと大きく視点が変わるはず。お客さまではない、自分の赤ちゃんを育てる経験をすることでより視野の広いインストラクターになれるかもしれない。さぁ、Healthyベビー&Happyキッズを育てよう!HealtyベビーHappyキッズを育てよう はじめまして、私の赤ちゃん。やっと会えたね――― そんな感動をもたらす出産というライフイベントをはじめ、女性にとって、結婚や妊娠、育児は嬉しい瞬間であると同時に大きな不安も抱えるもの。特に働く女性にとっては妊娠から出産、そして育児に対してどれだけの準備や知識が必要なことか。「女性」から「母」へ変化していくのは自然なことだから特別な知識はいらない、それも一理ある。ただ、現代社会を生きる女性は「産む」、「育てる」と同時に「働く」という選択肢も手にすることができる場合が多い。とても喜ばしいことだけれど、育児と仕事の両立を叶えるには越えなくてはいけないハードルが多いのも事実。 インストラクターとして働く女性にとってもそれは同じ。さらに言えば、インストラクターは身体が商売道具のようなものだけに、出産後の体型戻しや体調の変化への対策は一般の女性よりも重大問題だ。出産を経験した女性インストラクターたちは、一様に「赤ちゃんを育てるための情報はたくさんあるのに、産後のママの身体に関する情報が少ない」という問題に気付くそう。自分自身も周囲も生まれた赤ちゃんの身体や成長には敏感なのに、産後不安定になっているママの身体や心のケアはついないがしろにしてしまいがち。 そこで、本特集ではベビー&キッズのためのエクササイズやプログラムを紹介するだけでなく、ママインストラクターやイクメンインストラクターのリアルな体験談なども多く盛り込んでいる。ベビー&キッズだけでなくフィットネス業界で働くママパパを応援する総力特集だ。撮影/長塚 健 取材・文/NEXT編集部 表紙モデル/本橋恵美、岩井凛佳November,2010 www.fitnessjob.jp9

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