『月刊NEXT』 No.44
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THESE DAYS10月10日(日)に開催した『第2回名古屋フィットネスフェスタ』は200名ほどの参加者で大いに盛り上がりました こんにちは!名古屋で「パーソナルトレーニングスタジオナノ」と「ピラティススタジオナノ」を運営しています高橋順彦です。 9月号から始まったこの連載では、本を読みたい、もしくは読まなくてはと思いつつ、どうも読書習慣が身に付かないというトレーナーの皆さんに専門書・ビジネス書を中心に年間500冊を読む私が読書の習慣を身につけるコツなどをお伝えしていくコラムです。 第2回のテーマは「挫折しない本の選び方」です。薄い本を選ぶ 本を買ったはいいけど、最後まで読み切らずに終わってしまい、ますます読書に対する苦手意識を大きくしてしまう人は多いと思います。まずは「本を1冊読み切った」という達成感を味わい「もっと本が読みたい!」と感じるために、まずは薄くて、図や写真が多い、入門書を選びましょう!興味のある本を選ぶ 読まなくてはいけない本や仕事に直結するものに限らず、純粋に自分が興味を持つことができる本を選びましょう。読書の楽しさを感じ読書への苦手意識を克服するのに有効です。 また本を読んでいくと、自然と興味の幅も広がっていくので、必要性だけを考えずに、自分が興味を持てるかどうかも考慮して本を選ぶことはオススメです。信頼できる人に勧めてもらう あなたの現状と目指す未来を理解している信頼できる人に勧めてもらった本を読むこともオススメです。本は読む人の経験、現状、目標、考え方によって有効かどうかが分かれます。 それらを信頼できる人に見極めてもらい、適した本を選んでもらえば「寝ることも忘れて興奮して読書する」ほどの本に巡り合える可能性は高まります。 ということで今回は「挫折しない本の選び方」をご案内しました。 最後に読書習慣を身につけたいトレーナーの皆さんにとって、薄くて興味のある内容の本誌「月刊NEXT」はまさに読書の入門書として最適だと思いますよ。株式会社nano代表取締役。パーソナルトレーニングスタジオナノ代表。毎月、自身のスタジオで運動指導者向けの勉強会および交流会『名古屋トレーナー勉強会』を開催。高橋順彦Profi le高橋順彦のトレーナーのための読書入門2009Trainer of the Year!Norihoko Takahashi挫折しない本の選び方vol.2ColumnNovember,2010 www.fitnessjob.jp31フィットネスクラブのメンバーや経営者、著名人などに対しては以前からこういった接客が良いとされてきましたが、ここ最近は一般的なフィットネスクラブでもこういった接客を望んでいるメンバーが増えているように思います。 売り上げの多い成功しているパーソナルトレーナーは、あたり前のようにこういった行動をとって、メンバーの心地よさを作り出して、多くのクライアントを獲得しています。 今一度自身の接客・行動を見直し、メンバーのタイプに合わせた接客・行動ができるようになりましょう。それがプロの仕事です!んでいるメンバーに対しては、見かけたら積極的に近付いて行き、いつも元気よく挨拶をする(話をする)ことはOKでしょう。積極的な会話をすることでメンバーは心を開いてくれてクライアントになってくれるはずです。 それに対して、あまり会話を好まずに黙々とエクササイズをしたいメンバーに対しては、前述のような接客はNGになります。「ところかまわずメンバーに挨拶しに行く」「毎回会うたびにマニュアル的な挨拶を繰り返す」といった行動は、「うっとおしい!」「うるさい!」と感じてしまって、メンバーは心を閉ざしてしまい、クライアントにはなってくれません。 大切なのは、今はこのメンバーに話しかけるべきなのか?控えるべきなのか?表情やしぐさをじっくり観察して決めることです。また、常にメンバーとの心の距離を測って、相手がうっとうしいと感じないようなコミュニケーションをとるようにすることも大切です。こういった行動がメンバーの心を引きつけるのです。高級 お久しぶりです。訳あって2回お休みしてしまいましたが、あっという間に夏が過ぎ、もう秋ですね。 前回は「柔軟性を持って生きる!」というテーマでお話させていただきましたが、その後皆さんの日々の考え方に少し変化は出てきたでしょうか?まだあまり変化が無い方(柔軟性を持てない方)は、4月号の原稿を読み返してくださいね。 さて前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「消費者の心を引きつける行動を心がける!」です。トレーナーとして活動しいている皆さんは、クライアントを増やしたい気持ちがあり、その気持ちを持ってフィットネスクラブなどの現場に立って接客していると思いますが、すべての消費者(クラブメンバー)に同じように声をかければよいというものではありません。メンバーによって声のかけ方をパターン分けしておく必要があります。 例えば、積極的に声をかけてくれることを望第2回消費者の心を引きつける行動を心がける!齊藤邦秀/有限会社ウェルネススポーツ代表取締役。NESTA JAPAN理事。アスリート・キャリア・サポート副理事。東山暦/NESTA JAPAN代表 アメリカでスポーツマネジメント、MBAを学ぶ。トレーナーの育成、プログラムの開発、フィットネスクラブのコンサルタントを展開。URL:http://www.nesta-gfj.com齊藤邦秀・東山暦Profi le心の持ち方次世代パーソナルトレーナーのメンタルエクセレンス

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