180Fitness Business 59 ◎ March-April 2012 Industrial News業界情報■東京都中野区廃校をスポーツクラブに改修同区は廃校となった小中学校の校舎などをスポーツクラブに改修し、地域住民に開放するモデル事業を始める。第1弾として08年に閉校した小学校校舎で健康教室の開催やグラウンドの貸し出しなどを始めた。19年度までに区内4ヶ所で事業を展開。各施設を拠点として、区内中学校の部活動支援も始める。(2012.4.3 日本経済)■フィットネスクラブ各社若者開拓へ、割引よりサービスで勝負大手フィットネスクラブで、若者の獲得に向けたサービス競争が広がっている。ルネサンスは20〜30代に的を絞った施設づくりを加速。セントラルスポーツは会員同士の交流を深めるイベント活動を強化する。利用料金の引き下げだけでは集客に限界があると判断。運動に気軽に参加できる環境づくりで、新規客の開拓につなげる。(2012.4.3 日本経済)■東急不動産ストレス軽減へ体験講座同社本社内でストレス軽減と社員同士の交流・相互理解の促進を併せ持った体験型講座「リフレッシュ・アンド・コミュニケーション・ワークショップ」を始めた。日常的に取り組める緊張緩和法など月1回テーマを用意。参加者の自己表現も取り入れながら、ストレスとうまくつきあえる働き方を模索する。(2012.4.12 日経産業)■バリートータルフィットネス一部をブラストフィットネスに売却同社は、マサチューセッツ州、ニューヨーク州、ウィスコンシン州、ミズーリー州など中東部に立地する39店舗を、5月1日付でブラストフィットネスグループに売却することを発表。メンバーはブラストフィットネスの会員に移行され、バリー全店を共通利用できる会員種別のメンバーは、今後もバリー店舗も利用できる。(2012.4.12 IHRSA)■東京都介護保険料23%上昇都内の自治体で、12年度から3年間に65歳以上の高齢者が支払う介護保険料の平均月額が09〜11年度より947円(23%)引き上がる。各自治体とも低所得者への配慮や介護予防事業の強化など対策に追われている。23区で最も保険料が高い荒川区は「介護予防推進委員会」を設置し、要介護状態からの改善や介護にならない施策を検討している。(2012.4.4 日本経済)■スペースビジョン体形計測機、価格3分の1に同社は、価格を既存製品の3分の1に抑えた低価格製品を、年内をメドに発売する。計測に使うレーザー光を出す光源部分の生産を自動化しコストを大幅に削減する。低価格を売りにアパレル業界やフィットネスクラブなどの需要を開拓する。(2012.4.6 日経産業)
元のページ
https://fitnessclub.jp/business/e-book/fb60/index.html#180